セバスチャン・スタン(Sebastian Stan, 1983年8月13日 - )は、ルーマニア生まれのアメリカ合衆国の俳優。
幼少期から若年期
1982年、ルーマニアのコンスタンツァで生まれた。8歳の時、母親はウィーンに移り、ピアニストとして雇われる。4年後、スタンが12歳の時、母親がアメリカ人と再婚するのに伴い、私立学校の校長を務める義父のいるニューヨーク州ロックランド郡に移住する[2]。
ロックランド郡立学校に通っている間に、スタンは、メアリー・チェイスの戯曲『ハーヴィ』、エドモン・ロスタンの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』、ミュージカル『リトル・ショップ・オヴ・ホラーズ』、『オーヴァ・ヒア!』、『ウエスト・サイド物語』などに出演していた。
また、ロバート・ダウニー・Jrやナタリー・ポートマンらが参加していた俳優養成キャンプの「ステージドア・マナー・サマーキャンプ」に参加。この際多くの作品に出演した事が、本格的に俳優を目指すきっかけになった。この後、舞台芸術のプログラムを大学で受講するためいくつか応募したところ、ラトガーズ大学のメイソン・グロス芸術学部に入学を認められ、受講している。この入学が契機となって一年間、イギリス、ロンドンのグローブ座で演技を学ぶことになった。
キャリア
『キャプテン・アメリカ』シリーズの映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』と『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のヒーロー、バッキー・バーンズ / ウィンター・ソルジャーを演じたことで知られる。その他、ABCのファンタジー・ドラマ、『ワンス・アポン・ア・タイム』でジェファーソン / マッド・ハッター役、『Kings』で王子ジャック・ベンジャミン役、『ゴシップガール』でカーター・ベイゼン役を演じている。
2012年には、USAネットワークで放送されたシガニー・ウィーバー主演の6話完結のミニ・シリーズ・ドラマ『ポリティカル・アニマルズ』にも出演している。このドラマの出演により、アメリカ国内で選ばれる「批評家達が選ぶテレビ賞」で、「ミニ・シリーズの最優秀助演男優賞」に推薦されている。
私生活
2002年にアメリカ合衆国に帰化している[1]。
『ゴシップガール』で共演したレイトン・ミースターと交際していたが[3]、2010年4月頃、破局[4]。2012年からは『ワンス・アポン・ア・タイム』で共演したジェニファー・モリソンと交際していたが[5]、約1年の交際期間の後、破局した[6]。
フィルモグラフィ
映画
テレビ
ビデオゲーム
ミュージック・ビデオ
公開年 |
曲名 |
役名 |
備考
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2008 |
Wake Up Call |
Boyfriend |
ヘイデン・パネッティーアのミュージック・ビデオ
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日本語吹き替え
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』以降、ほとんどの作品で白石充が専属(フィックス)として声を担当している。
このほか、竹若拓磨や落合弘治、檀臣幸、桐本拓哉なども声を当てている。
出典
外部リンク