『セックス・アンド・レリジョン[8]』(Sex & Religion)は、アメリカ合衆国のギタリスト、スティーヴ・ヴァイがヴァイ(Vai)名義で1993年に発表したスタジオ・アルバム。当時はまだ無名の新人だったデヴィン・タウンゼンドを専任ボーカリストとして起用した作品で、ヴァイ自身も「レスキュー・ミー・オア・ベアリー・ミー」でリード・ボーカルを担当しており[9]、インストゥルメンタルは3曲のみとなっている。
背景
本作のために結成されたバンドは、当初は「Light Without Heat」と名付けられ、アルバムも同じタイトルになる予定だったが[10]、最終的にはバンド名は「ヴァイ」に改名され、アルバム・タイトルも変更された。
収録曲「イン・マイ・ドリームス・ウィズ・ユー」は、バークリー音楽大学在学中にヴァイの友人だったロジャー・グリーナワルトとの共作で、更にデスモンド・チャイルドが作詞を手伝った[11]。
収録曲
特記なき楽曲はスティーヴ・ヴァイ作。「ジャスト・カーティレイジ」は日本盤ボーナス・トラック。
- アン・アース・ドゥウェラーズ・リターン - An Earth Dweller's Return - 1:03
- ヒア&ナウ - Here & Now - 4:47
- イン・マイ・ドリームス・ウィズ・ユー - In My Dreams With You (Steve Vai, Desmond Child, Roger Greenawalt) - 5:01
- スティル・マイ・ブリーディング・ハート - Still My Bleeding Heart - 6:00
- セックス&レリジョン - Sex & Religion - 4:24
- ダーティ・ブラック・ホール - Dirty Black Hole - 4:27
- タッチング・タングス - Touching Tongues - 5:33
- ジャスト・カーティレイジ - Just Cartilage (S. Vai, Devin Townsend) - 4:22
- ステイト・オブ・グレイス - State of Grace - 1:41
- サヴァイヴ - Survive - 4:46
- ピッグ - Pig (S. Vai, D. Townsend) - 3:36
- ザ・ロード・トゥ・マウント・キャヴァリー - The Road to Mt. Calvary - 2:35
- ダウン・ディープ・イントゥ・ザ・ペイン - Down Deep into the Pain - 8:01
- レスキュー・ミー・オア・ベアリー・ミー - Rescue Me or Bury Me - 8:25
参加ミュージシャン
- スティーヴ・ヴァイ - リード・ボーカル(on "Rescue Me or Bury Me")、ギター、バッキング・ボーカル
- デヴィン・タウンゼンド - ボーカル
- T.M.スティーヴンス - ベース、バッキング・ボーカル
- テリー・ボジオ - ドラムス、パーカッション
- ジョン・"ガッシュ"・ソンブロット - バッキング・ボーカル
- アーメット・ザッパ - バッキング・ボーカル
- マーティン・シュワルツ - バッキング・ボーカル
- ジェローム - バッキング・ボーカル
- Liz Sroka - バッキング・ボーカル
- トレイシー・ターナー - バッキング・ボーカル
- ケイン・ロバーツ - バッキング・ボーカル
脚注
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スタジオ・アルバム | |
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EP | |
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ライヴ・アルバム | |
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コンピレーション・アルバム | |
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プロデュース作品 | |
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関連項目 | |
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