スコッティ(scottie)は、日本製紙グループの日本製紙クレシアがアメリカのキンバリー=クラーク(英語版)とのライセンス契約のもと[1]、発売しているティッシュペーパー、トイレットペーパーなどの商品名。クリネックスとともに日本製紙を代表するブランドである。
スタンダードグレードを中心としたティッシュペーパー、トイレットペーパーのほか、キッチンペーパーや多用途タオルなどのキッチン用品(「スコッティ ファイン」ブランド)、ウェットティッシュやハンドタオルなどの衛生用品もクリネックスブランドと並行して展開されている。かつてはラップ、液晶テレビやトイレのお掃除シートなども発売されていた。
なお、トイレットペーパーでは姉妹品として「システィ」(sistie)、「ソフティ」(softie)が発売されており、ロゴの書体もスコッティのものと類似しているが、商品にはクリネックスのロゴが付けられており、クリネックスシリーズの一部として展開されている。
2010年代に、日本製紙クレシアはトイレットペーパーの長巻き化(コンパクト化)を目指して50件以上の特許を取得、2020年代以降にスコッティブランドで製品化した[2][3]。