当初ヨーロッパに供給されていたのは、日本国内では「フェンダージャパン」ブランドで販売されていた製品で、「JV」(Japan Vintageの意)シリアルのフェンダージャパン、いわゆる「ジャパンヴィンテージ」に相当する。これは1984年まで供給され、高い評価を受けた。この時期のラインナップは1957年製および1962年製ストラトキャスター、1952年製テレキャスター、1957年製および1962年製プレシジョンベース、1962年製ジャズベースの公式コピーモデルである。その後、ロゴが現在の「Squier by Fender」に変更された。
白いボディの日本製スクワイア・ストラトキャスターを使用。ヘッドストックは1970年代型の「ラージヘッド」で指板はローズウッド。リア・ピックアップはディマジオ社のX2Nに換装されている。ちなみに彼のメインギターはこの個体の他、黒いフェンダージャパンのスモールヘッドのストラトキャスター(リア・ピックアップは同じくX2N)、更に「Eat Me in St.Louis」ツアーではフェルナンデス社のFR65(メイプルボディ、メイプルネックにSSHレイアウト、フロイド・ローズ・トレモロユニット装着でピックガードレスの黒ボディ。ネックおよびヘッドストックも黒塗りつぶし)など日本製ギターばかりである。