ジェームズ・バッジ・デール(James Badge Dale, 1978年5月1日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。身長178cm。
生い立ち
ニューヨークで生まれ、父は俳優・ダンサー・振付師のグローヴァー・デイル、母は女優のアニタ・モリスの間で一人っ子として育つ。
10歳の頃、1990年に映画『蝿の王』でデビュー。撮影のため、ジャマイカへ4ヶ月間滞在していたが、ヴァニティ・フェアのインタビューで「『蠅の王』は一生に一度の経験だったけど、ジャマイカからアメリカへ戻ったときにようやく仕事の自覚を持ったんだ。ビジネスだと。でも僕は10歳だった。仕事はしたくなかった。アイスリンクに行きたいし、ホッケーをしたい、友達と一緒に遊びたい。それが自分のしたいことだと。」と述べ、その後の11年間は演技から離れていた
[1]。
また、 彼が15歳の頃、母親を癌で亡くしている。享年50であった[2]。
のちにマンハッタンビル大学へ入学。当時からホッケーをこよなく愛しており、大学のチームでゴールテンダーとしてプレーしていた。このときに左股関節を負傷し、ホッケーを辞めている[2]。その後大学は中退している[3]。
キャリア
2003年にはテレビドラマ『24 -TWENTY FOUR-』の第3シーズンで主人公ジャックの相棒のチェイス・エドモンズを演じた[4]。他に、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』、『レスキュー・ミー NYの英雄たち』、『CSI:科学捜査班』などにゲスト出演した。2010年にはトム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の『ザ・パシフィック』でロバート・レッキーを演じた。さらに同年、AMCの『RUBICON 陰謀のクロスワード』で主人公のウィル・トラバースを演じた。
近年の映画では、2006年のアカデミー作品賞を受賞した『ディパーテッド』へ端役で出演したのち、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズの『ローン・レンジャー』、ブラッド・ピット主演スリラーの『ワールド・ウォーZ』、2012年アメリカ在外公館襲撃事件がベースの『13時間 ベンガジの秘密の兵士』、ネットフリックス配信限定の『スペクトル』、『アイアンマン3』などの大作に出演・主演している。
私生活
犬を2匹飼っており、未婚である[5]。
2015年のユタ州で行われたハーフマラソンに参加し、コロラド州のブリック・クレスト・マウンテン・マラソンを走った熱心なランナーとしても知られている[2]
。
フィルモグラフィ
映画
テレビ
参考文献
外部リンク