ジェフ・ゴールドブラム(Jeff Goldblum, 本名: Jeffrey Lynn Goldblum, 1952年10月22日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。身長194cm。英語での本来の発音は「ゴールドブルーム」に近い。
来歴
1952年10月22日にペンシルベニア州ピッツバーグに誕生する。17歳で俳優を志してニューヨークに引っ越し、ネイバーフッド・プレイハウスで演技を学び、比較的すぐブロードウェイデビューを果たす。1974年に端役で映画デビューしたが、彼の舞台を見たロバート・アルトマンにスカウトされ、監督の『ナッシュビル』に出演して本格的に映画俳優としてキャリアをスタートさせた。
1986年に『ザ・フライ』でハエと合体してしまう科学者セスを演じて注目され、以後『ジュラシック・パーク』『インデペンデンス・デイ』でもアウトローな科学者・技術者役を演じている。『ジュラシック・パーク』シリーズは3作目と4作目を除いてマルコム博士役で出演している。
1995年には短編映画『Little Surprises』を制作し、アカデミー短編映画賞にノミネートされた。
過去にAppleのTVCMに出演し、日本でも放映されたほか、1997年には京都のハイテク・メーカー、ロームの企業キャラクターも務めた。
ブロードウェイの舞台にも立っている。
プライベート
1987年に『ボクの彼女は地球人』『ザ・フライ』で共演したジーナ・デイヴィスと結婚したが、後に離婚。『ジュラシック・パーク』で共演したローラ・ダーンとも交際し婚約したが、後に解消した。
2014年、元オリンピック新体操選手のエミリー・リヴィングストン(英語版)と結婚[1]。2015年に第1子となる男児が誕生[2]。
ジャズバンド「The Mildred Snitzer Orchestra」を俳優のピーター・ウェラーと共に結成し、地元で演奏することもあるという。
2017年には第二子が誕生。
主な出演作品
映画
テレビ
年 |
題名 |
役名 |
備考 |
吹替
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1975 |
刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆 Columbo/A Case of Immunity |
Protector |
領事館前で抗議活動しているメンバーの一人 クレジットなし |
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1980 |
OH!ハードボイルド Tenspeed and Brown Shoe |
ライオネル |
13エピソードに出演 |
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1985 |
フェアリーテール・シアター/三匹の子ブタ Faerie Tale Theatre |
オオカミ |
1エピソードに出演 |
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1990 |
キャプテン・プラネット Captain Planet and the Planeteers |
Verminous Skumm |
声の出演、5エピソードに出演 |
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1993-1997 |
サタデー・ナイト・ライブ Saturday Night Live |
ホスト |
2エピソードに出演 |
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1996 |
ザ・シンプソンズ The Simpsons |
マッカーサー・パーカー |
声の出演 第7シーズン第19話「セルマとトロイと優しい奴ら」 |
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2002 |
キング・オブ・ザ・ヒル King of the Hill |
ヴェイゾザ博士 |
声の出演、1エピソードに出演 |
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2003 |
フレンズ Friends |
レオナルド・ヘイズ |
第9シーズン第15話「強盗フィービー」 |
大塚芳忠
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2005 |
ウィル&グレイス Will & Grace |
スコット |
シーズン7、3エピソードに出演 |
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2009-2010 |
LAW&ORDER クリミナル・インテント Law & Order: Criminal Intent |
ザッカリー・“ザック”・ニコルズ刑事 |
24エピソードに出演 |
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2012 |
glee/グリー Glee |
ハイラム・ベリー |
第3シーズン第13話「バレンタイン・パーティー!」 第3シーズン第14話「それぞれの転機」 |
森田順平
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2016 |
アンブレイカブル・キミー・シュミット Unbreakable Kimmy Schmidt |
ドクター・デイブ |
第2シーズン第11話「キミー、セレブに会う!」 |
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2019- |
ジェフ・ゴールドブラムの世界探求 The World According to Jeff Goldblum |
本人 / 案内役 |
12エピソードに出演 |
大塚芳忠
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2021-2024 |
ホワット・イフ...? What If...? |
グランドマスター |
声の出演 Disney+オリジナルアニメ
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2024 |
KAOS/カオス Kaos |
ゼウス |
Netflixオリジナルドラマ
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日本語吹き替え
当初、作品ごとに異なる声優が務めていたが、『ジュラシック・パーク』で大塚芳忠が起用されたことがきっかけで、以降は大半の作品で大塚が声を務めるようになった。
このほかにも、谷口節、金尾哲夫、江原正士なども複数回、声を当てている。
脚注
外部リンク
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1974 - 1980年 | |
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1981 - 2000年 | |
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2001 - 2020年 | |
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2021 - 2040年 | |
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