ジェイ・ストリート-メトロテック駅

ジェイ・ストリート-メトロテック駅
Jay Street–MetroTech
 
ニューヨーク市地下鉄乗換駅
370 ジェイ・ストリート(ブリッジ・ストリート沿い)の入口
駅情報
住所 Jay Street, Lawrence Street & Willoughby Street
Brooklyn, NY 11201
ブルックリン区
地区 ダウンタウン
座標 北緯40度41分37.25秒 西経73度59分14.04秒 / 北緯40.6936806度 西経73.9872333度 / 40.6936806; -73.9872333座標: 北緯40度41分37.25秒 西経73度59分14.04秒 / 北緯40.6936806度 西経73.9872333度 / 40.6936806; -73.9872333
ディビジョン BディビジョンBMT/IND
路線 INDフルトン・ストリート線
INDカルバー線
BMT4番街線
運行系統    A Stops all times (終日)
   C Stops all times except late nights (深夜帯以外)
   F Stops all times (終日) <F>Stops rush hours in peak direction only (ラッシュ時のみ)
   N Stops late nights only (深夜帯)
   R Stops all times (終日)
   W Stops rush hours only (ラッシュ時)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: B25, B26, B38, B41, B45, B52, B54, B57, B61, B62, B65, B67
バスによる輸送 MTAバス: B103
構造 地下駅
駅階数 2層式
その他の情報
開業日 2010年12月10日 (14年前) (2010-12-10) (乗換駅としての開業日)[1][2]
バリアフリー設備 バリアフリー・アクセス
利用状況
乗客数 (2016)13,091,255 (IND・BMT両駅の合計)[3]増加 2.6%
順位 23位
停車案内表
マーク 説明
Stops all times except late nights 深夜を除く終日停車
Stops all times 終日停車
Stops late nights only 深夜のみ停車
Stops rush hours only ラッシュ時のみ停車
Stops rush hours in peak direction only ラッシュ時に混雑方向のみ停車

ジェイ・ストリート-メトロテック駅 (Jay Street–MetroTech) はニューヨーク市地下鉄INDフルトン・ストリート線INDカルバー線BMT4番街線の乗換駅である。ブルックリン区ダウンタウンのジェイ・ストリートとウィルビー・ストリートの交差点に位置し以下の系統が停車する。

駅は元々ジェイ・ストリート-ボロー・ホール駅 (Jay Street–Borough Hall) とローレンス・ストリート-メトロテック駅 (Lawrence Street–MetroTech) という別々の駅で両駅間の連絡通路などは無かった。2010年のMTAの駅改良工事の一環で両駅を結ぶ連絡通路が開通、それと同時にADAに準拠するためエレベーターが設置された。

駅構造

G 地上階 出入口
B1 改札階 改札口、駅員詰所、メトロカード自動券売機
バリアフリー・アクセス (以下の2箇所にエレベーターあり
  • ジェイ・ストリート-ウィロビー・ストリート交差点南東角
  • ウィロビー・ストリート南側、ブリッジ・ストリート-フィールド・ストリート間にあるウィロビー・ストリート100番地英語版の建物内、改札より下にエレベーターなし)
B2
フルトン・ストリート線/カルバー線ホーム
カルバー線北行 ジャマイカ-179丁目駅ゆきヨーク・ストリート駅
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く バリアフリー・アクセス
フルトン・ストリート線北行 インウッド-207丁目駅ゆきハイ・ストリート駅
168丁目駅ゆき(ハイ・ストリート駅)
フルトン・ストリート線南行 レファーツ・ブールバード駅ファー・ロッカウェイ駅ロッカウェイ・パーク駅ゆきホイト-スカーマーホーン・ストリーツ駅
ユークリッド・アベニュー駅ゆき(ホイト-スカーマーホーン・ストリーツ駅)
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く バリアフリー・アクセス
カルバー線南行 カルバー線経由コニー・アイランド駅ゆきバーゲン・ストリート駅
ラッシュ時:カルバー急行線経由コニー・アイランド駅ゆき7番街駅[注釈 1])→
B3
4番街線ホーム
北行線 深夜帯:アストリア-ディトマース・ブールバード駅ゆきコート・ストリート駅
フォレスト・ヒルズ-71番街駅ゆき(コート・ストリート駅)
深夜帯:ホワイトホール・ストリート駅ゆき(コート・ストリート駅)
ラッシュ時:アストリア-ディトマース・ブールバード駅ゆき(コート・ストリート駅)
島式ホーム、左側ドアが開く バリアフリー・アクセス
南行線 深夜帯:シー・ビーチ線経由コニー・アイランド駅ゆきディカルブ・アベニュー駅
ベイ・リッジ-95丁目駅ゆき(ディカルブ・アベニュー駅)
ラッシュ時のみ:グレーブセンド-86丁目駅ゆき(ディカルブ・アベニュー駅)
駅への連絡通路

駅は地下に3つの階があり、地下1階にIND改札階、地下2階にINDホーム、地下3階にBMTホームがある[4][5]。BMTホームには階段と2機のエスカレーター、エレベーターがIND改札階から接続しているほかBMT側の改札階がある[1]

両駅は1ブロックしか離れていなかったが実に77年間もの間連絡通路などは一切なく一度改札を出る必要があった[6]。1981年、MTAは地下鉄内で老朽化している69駅に当駅のIND側を挙げた[7]。しかし2005年には当駅を含む12駅の改装工事が無期限延期された[8]

2007年3月、最終的に駅の改装工事を行うことが決定し契約が結ばれた[1]。MTAは2005-2009 キャピタル・プログラムの一環として長さ175フィート (約53m) の両駅間連絡通路を建設した[9]。改装工事は1億6450万ドルの費用を掛けて行われ、連絡通路の他にもADAに準拠するためにエレベーターも設置された[1][10][9]。その後2010年12月10日に連絡通路が開通、それに伴い駅名が現在の物へと変更された[1][2][11][12]。この連絡通路は1日当たり3万5000人もの乗客の利便性向上に役立つと予測された[1]

駅には2009年にベン・スニードにより製作された『Departures and Arrivals』というアートワークが設置されている。このアートワークは長さ173フィート (約53m) のガラスモザイクで構成されており、ムクドリ、スズメ、ミノカサゴ、オウム、ハンミョウ、コイなどの動物が描かれている[13]。このアートワークは駅改装工事中に設置された[9]

出入口

終日開いているINDとBMT双方の改札口は中央にあり改札機ときっぷ売り場、ジェイ・ストリートとウィルビー・ストリートの交差点北東への階段と同交差点北西への階段・エスカレーター・ADAに準拠したエレベーターがある[4][14]

BMTホームへ接続するウィルビー・ストリートとブリッジ・ストリートの交差点南東の出入口、2016年撮影。

他の2ヶ所の改札口は無人である。駅北端には平日のみ開いている回転式改札機ときっぷ売り場、メトロテックセンターへの階段、ニューヨークシティ・トランジット・オーソリティ本社への階段と4機のエスカレーターがある[15][4][14]。このエスカレーターは1952年の駅改良工事の際に設置された[16]。これらはアートデコ/アートモダンスタイルでデザインされている[17]。ビルには第二次世界大戦で死亡したニューヨーク市交通局社員の慰霊碑がある[15]。反対の南側には回転式改札機とジェイ・ストリートとフルトン・ストリートの交差点北側への2つの階段がある[4][14]

BMTのみの終日開いている改札口は駅の西端にあり回転式改札機ときっぷ売り場、ウィルビー・ストリートとローレンス・ストリートの交差点東側への4つの階段がある。階段は直接BMTホームへと接続している[5][14]

反対の東端には一部時間帯のみ開いている改札口があり、回転式改札機とウィルビー・ストリートとブリッジ・ストリートの交差点への階段がある。また、BMTホームのエスカレーターはこの改札口に接続している[5][14]

2016年にAVA DoBro高層住宅の一部として新たな出入口が設置された。これはウィルビー・ストリートとブリッジ・ストリートの交差点南東の古い階段を置き換える[18]。2016年6月に建設されたこの入口には階段とエレベーターがある[19]。MTAはこの住宅に接続する新たな入口を建設されることを望んでいる。これは高層住宅の開発者がこの入口の建設費用を全て支払ったためである[19][20][21]。なお、こちらの入口のエレベーターは改札階まででホームには接続していないためADAに準拠していない[19]

駅には16の階段と2機のエレベーター、そして上下1セット(計2機)のエスカレーターがある[14]。以下に示す出入口のうち背景が緑色の物は終日、背景が赤の物は一部時間帯のみ開いている。

出口位置[14] 種類
ジェイ・ストリートとマートル・プロムナードの交差点南東 階段 1
ジェイ・ストリートとマートル・プロムナード西側 階段 1
ジェイ・ストリートとウィルビー・ストリートの交差点北西 エスカレーター 1セット(計2機)
階段 2
バリアフリー・アクセス エレベーター 1 (ADA準拠)
ジェイ・ストリートとウィルビー・ストリートの交差点北東 階段 2
ジェイ・ストリートとフルトン・ストリートの交差点北西 階段 1
ジェイ・ストリートとフルトン・ストリートの交差点北東 階段 1
ウィルビー・ストリートとローレンス・ストリートの交差点北東 階段 2
ウィルビー・ストリートとローレンス・ストリートの交差点南東 階段 2
ウィルビー・ストリートとブリッジ・ストリートの交差点北東 階段 1
ウィルビー・ストリートとブリッジ・ストリートの交差点南東 階段 1
エレベーター 1 (改札階まで、ADA非準拠)
ウィルビー・ストリートとブリッジ・ストリートの交差点南西 階段 1

IND

ジェイ・ストリート-メトロテック駅
Jay Street–MetroTech
 
ニューヨーク市地下鉄
コニー・アイランド / クイーンズ方面ホーム
駅情報
ディビジョン BディビジョンIND
路線 INDフルトン・ストリート線
INDカルバー線
運行系統    A Stops all times (終日)
   C Stops all times except late nights (深夜帯以外)
   F Stops all times (終日) <F>Stops rush hours in peak direction only (ラッシュ時のみ)
ホーム数 島式ホーム 2面
対面乗り換え
線路数 4線
その他の情報
開業日 1933年2月1日 (91年前) (1933-02-01)[22]
バリアフリー設備 バリアフリー・アクセス
旧駅名/名称 ジェイ・ストリート-ボロー・ホール駅
Jay Street–Borough Hall
次の停車駅
北側の隣駅 ハイ・ストリート駅 (8番街線): A Stops all times C Stops all times except late nights
ヨーク・ストリート駅 (6番街線): F Stops all times <F>Stops rush hours in peak direction only
南側の隣駅 ホイト-スカーマーホーン・ストリーツ駅 (フルトン・ストリート線): A Stops all times C Stops all times except late nights
バーゲン・ストリート駅 (カルバー線各駅停車): F Stops all times
7番街駅 (カルバー線急行): <F>Stops rush hours in peak direction only


北側の隣駅 バリアフリー・アクセス ブロードウェイ-ラファイエット・ストリート駅 (6番街線): F Stops all times <F>Stops rush hours in peak direction only
フルトン・ストリート駅: A Stops all times C Stops all times except late nights
南側の隣駅 バリアフリー・アクセス フランクリン・アベニュー駅 (フルトン・ストリート線各駅停車): A Stops late nights only C Stops all times except late nights
ユーティカ・アベニュー駅 (フルトン・ストリート線急行): A Stops all times except late nights
7番街駅 (カルバー線経由): F Stops all times <F>Stops rush hours in peak direction only
停車案内表
マーク 説明
Stops all times except late nights 深夜を除く終日停車
Stops all times 終日停車
Stops late nights only 深夜のみ停車

INDフルトン・ストリート線及びINDカルバー線ジェイ・ストリート-メトロテック駅 (Jay Street–MetroTech) は南北線2線ずつ、計4線と島式ホーム2面を有した2面4線の対面乗換駅で、内側2線はフルトン・ストリート線、外側2線はカルバー線である[4]IND8番街線へ乗り入れる列車が内側のフルトン・ストリート線側を、IND6番街線へ乗り入れる列車が外側のカルバー線側を使用するが駅の北側にある転轍機を使用することにより別線へ転線することが可能である。ただし、このシーサスクロッシングは通常運行時には使用されない[23]

駅の北行ホームには青い柱が、南行ホームには白タイル張りのコンクリートの柱がある。駅改装前には白タイル張りのホーム壁面にコバルトブルーの横線と黒地に白で「JAY」と書かれた標があった[4]。改装後には青の横線の幅が広げられ、更に黒とヘザーブルーの横線も追加された。また、青の横線のタイルも新しい物に張り替えられたが元のタイルより少し色が暗くミッドナイトブルーとなっている[4]

各ホームにはそれぞれ6つの階段と1機のエレベーターがあり改札階へと繋がっている。なお、改札階は改装前は駅全体に掛かる形であったが改装後に2つに分断された[4]。改札階には北側改札口、中央改札口、南側改札口、BMTへの乗換通路がある[4]

歴史

駅はロウアー・マンハッタンIND8番街線チェンバーズ・ストリート駅から南へ3駅延伸した際の最も南側の駅である[22][24][25]。延伸区間の工事は1928年6月に開始された[25]。延伸区間は1933年2月1日に開業、それと同時に当駅もジェイ・ストリート-ボロー・ホール駅 (Jay Street–Borough Hall) として開業した[22][26]。なお、開業当初は内側2線のみの2面2線の駅であったが1933年3月20日にINDカルバー線が開業、外側にカルバー線の2線を追加する形で2面4線の今の形となった[27][28][29]。1936年4月9日、IND6番街線西4丁目-ワシントン・スクエア駅まで開業[30]、同日にINDフルトン・ストリート線ロッカウェイ・アベニュー駅まで開業した[31]

1969年までBMTマートル・アベニュー線ブリッジ-ジェイ・ストリーツ駅英語版と同線サムナー・アベニュー駅英語版までの無料送迎バスが運行されていた。また、マートル・アベニュー線が部分廃止された際にはマートル・アベニュー線沿いを走っているB54バスに乗り継ぎが行われた[32]。現在はメトロカードを利用することにより地下鉄とバスの乗り換えが無料(通し運賃)になり通常通り運賃を支払うよりも安く移動することができる[33]

試験

当駅は様々な試験で使用されている。

1955年、市は乗客の安全のためにホーム端に円形の盛り上がった物体を試験的に設置した。これは互いに1フィートずつ離れて設置され、長さは5mに及ぶ物と予測された。北行ホームの物の直径は4インチ (約10cm)、南行ホームの物の直径は3インチ (約7.6cm) であった[34]

1957年に市はまた試験を行い自動券売機が設置された[35]

1987年9月、またも試験が行われ今回は改札機がプリペイドカードで運賃の支払いが可能な構造に改造された[36]。これは後にメトロカードとして実現した[37]

更に2005年5月にも試験が行われた。今回はきっぷ売り場を閉鎖、駅員は乗客に対応するためきっぷ売り場とは別の場所に配置された。この試験は他の7駅でも実施された[注釈 2][38]

画像

BMT4番街線

ジェイ・ストリート-メトロテック駅
Jay Street–MetroTech
ニューヨーク市地下鉄
南行R系統が駅に到着する
駅情報
ディビジョン BディビジョンBMT
路線 BMT4番街線
運行系統    N Stops late nights only (深夜帯)
   R Stops all times (終日)
   W Stops rush hours only (ラッシュ時)
ホーム数 島式ホーム 1面
線路数 2線
その他の情報
開業日 1924年6月11日 (100年前) (1924-06-11)[39]
バリアフリー設備 バリアフリー・アクセス
旧駅名/名称 ローレンス・ストリート-メトロテック駅
Lawrence Street–MetroTech
ローレンス・ストリート駅
Lawrence Street
次の停車駅
北側の隣駅 コート・ストリート駅: N Stops late nights only R Stops all times W Stops rush hours only
南側の隣駅 ディカルブ・アベニュー駅: N Stops late nights only R Stops all times W Stops rush hours only


北側の隣駅 バリアフリー・アクセス コートランド・ストリート駅 (モンタギュー・ストリート・トンネル経由): N Stops late nights only R Stops all times W Stops rush hours only
フルトン・ストリート駅 (ナッソー・ストリート線): 定期運行なし
南側の隣駅 バリアフリー・アクセス ディカルブ・アベニュー駅: N Stops late nights only R Stops all times W Stops rush hours only
停車案内表
マーク 説明
Stops all times 終日停車
Stops late nights only 深夜のみ停車
Stops rush hours only ラッシュ時のみ停車
Stops rush hours in peak direction only ラッシュ時に混雑方向のみ停車

BMT4番街線ジェイ・ストリート-メトロテック駅 (Jay Street–MetroTech) は線路2線と島式ホーム1面を有した1面2線の地下駅で、ホーム壁面はIND側と違いタイル張りではない[5][23]

改札階には駅の最も東にある2つの改札口がある。また「to Lawrence Street」と「to Bridge Street」と書かれた改札口の方向を示す看板がある[5]

ホーム上には以前ローレンス・ストリートとウィルビー・ストリートの交差点に位置する改札口への唯一のアクセスルートであった狭いエスカレーターが設置されていた。ここからは同交差点南東へ出ることができた[5]

歴史

モンタギュー・ストリート・トンネルとそれに付随する路線の建設が契約された際の計画では当駅は建設する予定は無かった。しかし、1916年にローレンス・ストリート付近に駅を建設すべきと提案がなされた[40]。契約内容は1917年7月に変更され、当駅に関する規定が新たに盛り込まれた[39]。その後、建設が始まったが1918年5月18日に建設は中止された。原因は当時勃発した第一次世界大戦により物資や人員が足りなくなったことと、駅構造の約半分が完成し建設の手を止めるのにちょうどきりが良かったことである。モンタギュー・ストリート・トンネルと当駅を通過する列車の運行は1920年8月1日に開始されたが当駅は未だに完成しておらず列車も停車していなかった[39]。この頃路線はモンタギュー・ストリート・トンネル線と呼ばれていた[41]

最終的に建設は1922年5月18日に再開され、残りの地上への階段、改札階、ホームなどが着工された。1924年6月11日に駅はローレンス・ストリート-メトロテック駅 (Lawrence Street–MetroTech) として開業[39]、ローレンス・ストリートへの出入口のみが使用されていたが後にブリッジ・ストリートへの出入口も建設された[42]

画像

マネートレインホーム

IND南行ホーム壁面にあるマネートレイン用のドア

かつて、マネートレインはニューヨーク市地下鉄の運賃を支払うのに使用されたトークンを集め、370 ジェイ・ストリートの地下にある金庫室に通じるドアにそれを預けた。この搬入用ホームは1951年に開業し[43]、同年に金庫室も完成したが[44][45][46]マネートレイン自体の運行が開始されたのは約45年前の1905年であった[47]。このホームは370 ジェイ・ストリートの地下に設置された。これはINDBMT、そしてIRTの3社の線路が一堂に会する場所であり搬入に都合の良い場所であるためである[43]。しかし、トークンは2003年を最後に使用されなくなりマネートレインの運行も終了、2006年12月にこのホームは閉鎖された[43][47]。マネートレインは他の旅客列車よりも低速で走行するがニューヨーク市地下鉄は24時間運行のため旅客列車の運行されない時間に運転するということができず、路線の高速化や列車の増発が容易に行えないためにメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティはマネートレインを問題視していた[48]。マネートレインは駅近くにあるニューヨーク交通博物館に展示されているほか、2015年10月からは370 ジェイ・ストリート地下のホームの様々な使用記録などが展示された[49]

現在ニューヨーク市地下鉄を構成している路線を保有していた元々の会社、IND、BMT、IRTの3社はそれぞれ独立したマネートレイン用ホームを持っていた[43]。INDのマネートレイン用ホームは当駅のINDカルバー線北行ホームにあり[50]、マネートレインからトークンの搬入に使われたドアが残っておりホームから見ることができる[43]。BMTのマネートレイン用ホームは駅西側のシーサスクロッシングからホーム側に少し進んだところにあり[51]、これは3社のマネートレイン用ホームの中で最も深い位置にあるホームである[50]。IRTのホームは当駅付近を通過するIRTイースタン・パークウェイ線のトンネル内にある[50]

駅周辺

  • ニューヨーク市立テクノロジー大学[14]
  • ニューヨーク大学タンドン工科学校[14]
  • メトロテック・センター[14]
  • ブルックリン・ボロー・ホール[14]
  • ブルックリン・シュプリーム裁判所[14]
  • フルトン・モール[14]
  • ブルックリン礼拝堂[14]
  • ニューヨーク交通博物館

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d e f Welcome to the New Jay Street/MetroTech Station!”. mta.info. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (December 10, 2010). August 19, 2016閲覧。
  2. ^ a b Mancini, John (December 10, 2010). “MTA Unveils New Jay Street/MetroTech Station In Downtown Brooklyn”. NY1. March 4, 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。December 12, 2010閲覧。
  3. ^ Facts and Figures: Annual Subway Ridership 2011–2016”. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (May 31, 2017). June 1, 2017閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i Cox, Jeremiah. “Jay St-Borough Hall (A,C,F) - Pre-Renovations - The SubwayNut”. www.subwaynut.com. August 19, 2016閲覧。
  5. ^ a b c d e f Cox, Jeremiah. “Jay St-MetroTech (R) - The SubwayNut”. www.subwaynut.com. August 19, 2016閲覧。
  6. ^ 1. JAY STREET STATION”. transalt.org. Transportation Alternatives. August 19, 2016閲覧。
  7. ^ Gargan, Edward A. (June 11, 1981). “AGENCY LISTS ITS 69 MOST DETERIORATED SUBWAY STATIONS”. ニューヨーク・タイムズ. https://www.nytimes.com/1981/06/11/nyregion/agency-lists-its-69-most-deteriorated-subway-stations.html August 13, 2016閲覧。 
  8. ^ Brick, Michael (April 27, 2005). “As Subway Renovations Wait, Riders Just Roll Their Eyes”. ニューヨーク・タイムズ. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2005/04/27/nyregion/as-subway-renovations-wait-riders-just-roll-their-eyes.html August 19, 2016閲覧。 
  9. ^ a b c Schlanger, Zoe. “Photos: New Jay St.-Metro Tech Station Links A/C/F to the R”. Gothamist. February 10, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。August 19, 2016閲覧。
  10. ^ Campbell, Andy (October 13, 2010). “Jay Street to drop 'Boro Hall' and add 'Metrotech'”. ニューヨーク・ポスト. オリジナルのOctober 16, 2010時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101016065605/http://www.nypost.com/p/news/local/brooklyn/jay_street_to_drop_boro_hall_and_U2bh4201L73w3J2fxwPPPK 
  11. ^ John Mancini (December 3, 2010). “Long-Awaited Subway Transfers To Open In Brooklyn, Queens”. NY1. March 7, 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。December 12, 2010閲覧。
  12. ^ Introducing Jay St-MetroTech Station”. MTA.info YouTube page (December 10, 2010). December 12, 2010閲覧。
  13. ^ Arts & Design - NYCT Permanent Art”. mta.info. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ. August 19, 2016閲覧。
  14. ^ a b c d e f g h i j k l m n MTA Neighborhood Maps: Downtown Brooklyn and Borough Hall”. mta.info. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (2015年). August 19, 2016閲覧。
  15. ^ a b Dunlap, David W. (April 26, 2012). “As Transit Building Is Remade, a 'Stirring' Memorial Will Be Removed”. ニューヨーク・タイムズ. August 19, 2016閲覧。
  16. ^ “Subway Escalators Opened”. ニューヨーク・タイムズ. (May 9, 1952). http://query.nytimes.com/mem/archive/pdf?res=9B0CEEDB173AE23BBC4153DFB3668389649EDE January 25, 2016閲覧。 
  17. ^ Francis Morrone. An Architectural Guidebook to Brooklyn. Gibbs Smith. pp. 14, 20–22. ISBN 978-1-4236-1911-6. https://books.google.com/books?id=cIOZO8_HNGAC&pg=PA14 October 14, 2016閲覧。 
  18. ^ Gill, Lauren (March 4, 2016). “Stop and stair! Luxury development builds its own subway entrance”. Brooklyn Paper. March 4, 2016閲覧。
  19. ^ a b c New entrance opens at Jay Street MetroTech R train station”. News 12 Brooklyn (June 16, 2016). August 3, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。August 19, 2016閲覧。
  20. ^ Konstantinides, Anneta (March 5, 2016). “Luxury Brooklyn high-rise apartment building gets own subway entrance”. dailymail.co.uk. デイリー・メール. August 20, 2016閲覧。
  21. ^ New entrance opens at Jay Street MetroTech R train station”. News 12 Brooklyn (June 16, 2016). August 3, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。August 20, 2016閲覧。
  22. ^ a b c City Opens Subway to Brooklyn Today: Regular Express Service on the Extension of Independent Line Starts at 6:05 A.M.”. ニューヨーク・タイムズ. p. 19 (February 1, 1933). October 27, 2015閲覧。
  23. ^ a b Marrero, Robert (2015年9月13日). “469 Stations, 846 Miles”. B24 Blog, via Dropbox. 2015年10月9日閲覧。
  24. ^ City Subway To Open Here About Feb. 1: Trains to Run to Borough Hall-O'Brien to Speed Funds for Completion”. Brooklyn Daily Eagle. p. 2 (January 15, 1933). October 27, 2015閲覧。
  25. ^ a b The Sandhogs: Men of Courage, Energy and Skill”. Brooklyn Daily Eagle. p. 89 (March 16, 1930). October 27, 2015閲覧。
  26. ^ New Subway Link Opens Wednesday: Independent Line Will Offer Express Service to Borough Hall in Brooklyn”. ニューヨーク・タイムズ (January 29, 1933). November 4, 2015閲覧。
  27. ^ Raskin, Joseph B. (November 1, 2013), The Routes Not Taken: A Trip Through New York City's Unbuilt Subway System, Fordham University Press, ISBN 978-0-8232-5369-2, https://books.google.com/books?id=CUlGCgAAQBAJ 
  28. ^ “City's Subway Open March 20 To Bergen St.”. Brooklyn Daily Eagle: p. 8. (March 12, 1933). https://www.newspapers.com/image/59887096/?terms=%22bergen%22%2B%22independent%2Bsubway%22 July 4, 2016閲覧。 
  29. ^ “CITY SUBWAY OPENS NEW LINK MARCH 20; Brooklyn Extension to Bergen and Smith Streets to Add One More Station. RISE IN REVENUE CERTAIN Further Cut Into Traffic of Rival Systems at Terminal Point Is Predicted. GROWTH WILL CONTINUE Station-by-Siation Completion to Church Avenue Before September Is Planned.”. ニューヨーク・タイムズ. (March 12, 1933). ISSN 0362-4331. https://query.nytimes.com/gst/abstract.html?res=9C01E6D81738E333A25751C1A9659C946294D6CF&legacy=true June 20, 2016閲覧。 
  30. ^ “TWO SUBWAY LINKS START WEDNESDAY; City Will Begin Operating Fulton Street Line and Extension to Jay Street. MAYOR TO MAKE TRIP Entire System With Exception of Sixth Av. Route to Be Finished Early Next Year.”. ニューヨーク・タイムズ. (April 6, 1936). ISSN 0362-4331. https://query.nytimes.com/gst/abstract.html?res=9D04EED6123FEE3BBC4E53DFB266838D629EDE&legacy=true August 19, 2016閲覧。 
  31. ^ “NEW SUBWAY LINK OPENED BY MAYOR; He Tells 15,000 in Brooklyn It Will Be Extended to Queens When Red Tape Is Cut.”. ニューヨーク・タイムズ. (April 9, 1936). ISSN 0362-4331. https://query.nytimes.com/gst/abstract.html?res=9507E2DE133FEE3BBC4153DFB266838D629EDE&legacy=true August 15, 2016閲覧。 
  32. ^ LAWRENCE STREET - Forgotten New York”. forgotten-ny.com. August 19, 2016閲覧。
  33. ^ Buses” (英語). web.mta.info. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ. 2018年2月4日閲覧。
  34. ^ “Safety Disks Put to Test on Subway Platform”. ニューヨーク・タイムズ. (April 29, 1955). ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/1955/04/29/archives/safety-disks-put-to-test-on-subway-platform.html August 19, 2016閲覧。 
  35. ^ “New Subway Token Dispenser”. ニューヨーク・タイムズ. (July 1, 1957). ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/1957/07/01/archives/new-subway-token-dispenser.html August 19, 2016閲覧。 
  36. ^ Levine, Richard (November 15, 1986). “COLUMN ONE: TRANSPORT; A Subway Advance and a Cabby Protest”. ニューヨーク・タイムズ. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/1986/11/15/nyregion/column-one-transport-a-subway-advance-and-a-cabby-protest.html August 19, 2016閲覧。 
  37. ^ Faison, Seth (June 2, 1993). “3,000 Subway Riders, Cards in Hand, Test New Fare System”. ニューヨーク・タイムズ. ISSN 0362-4331. https://query.nytimes.com/gst/fullpage.html August 19, 2016閲覧。 
  38. ^ Chan, Sewell (May 3, 2005). “Eight Subway Stations to Deploy Agents to Assist Passengers”. ニューヨーク・タイムズ. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2005/05/03/nyregion/eight-subway-stations-to-deploy-agents-to-assist-passengers.html August 19, 2016閲覧。 
  39. ^ a b c d “Two River Tunnels Opened 90 Years Ago”. The Bulletin (New York Division, Electric Railroaders' Association) 53 (8). (August 2010). https://issuu.com/erausa/docs/the_era_bulletin_2010-08 August 26, 2016閲覧。. 
  40. ^ “PROMISE JAY STREET SUBWAY STATION”. The Daily Standard Union: Brooklyn, New York. (March 17, 1916). http://fultonhistory.com/highlighter/highlight-for-xml?uri=http%3A%2F%2Ffultonhistory.com%2FNewspaper%252014%2FBrooklyn%2520NY%2520Standard%2520Union%2FBrooklyn%2520NY%2520Standard%2520Union%25201916%2FBrooklyn%2520NY%2520Standard%2520Union%25201916%2520%25281054%2529.pdf&xml=http%3A%2F%2Ffultonhistory.com%2FdtSearch%2Fdtisapi6.dll%3Fcmd%3Dgetpdfhits%26u%3D14602d1e%26DocId%3D4576743%26Index%3DZ%253a%255cIndex%2520U%252dF%252dP%26HitCount%3D19%26hits%3D12%2B13%2B14%2B15%2B4f%2B50%2B74%2B8b%2Bc1%2B176%2B199%2B1ac%2B1c1%2B251%2B28c%2B2b0%2B2dd%2B33c%2B3d7%2B%26SearchForm%3D%252fFulton%255fNew%255fform%252ehtml%26.pdf&openFirstHlPage=false August 19, 2016閲覧。 
  41. ^ District, New York (State) Public Service Commission First (January 1, 1921) (英語). Annual Report for the Year Ended .... The Commission. https://books.google.com/books?id=pXcBAAAAYAAJ&pg=PA387&dq=18th+avenue+culver+line&hl=en&sa=X&ved=0ahUKEwjTgtP4js7PAhUCoD4KHUhOAX84HhDoAQhSMAk#v=onepage&q=18th%20avenue%20culver%20line&f=false 
  42. ^ Announcing the Opening of the Lawrence Street (BMT) Subway Station”. Brooklyn Daily Eagle. p. 8 (June 11, 1924). September 11, 2016閲覧。
  43. ^ a b c d e Young, Michelle (February 12, 2016). “The MTA’s Special Armored Money Train that Ran from 1951 to 2006 in NYC”. Untapped Cities. August 19, 2016閲覧。
  44. ^ “New Home Ready for Transit Board”. ニューヨーク・タイムズ. (March 25, 1951). https://query.nytimes.com/mem/archive-free/pdf?res=9C03E2DE1F38E13BBC4D51DFB566838A649EDE October 14, 2016閲覧。 
  45. ^ “City Board Rushes Move to New Site: Transportation Unit Receives U.S. Order to Vacate and Speeds to Brooklyn”. ニューヨーク・タイムズ. (March 31, 1951). https://query.nytimes.com/mem/archive-free/pdf?res=9C02E2D81E3EEF3BBC4950DFB566838A649EDE October 14, 2016閲覧。 
  46. ^ “Transit Board Now In Its New Building”. ニューヨーク・タイムズ. (April 3, 1951). https://query.nytimes.com/mem/archive-free/pdf?res=9903E4DD113EE73BBC4B53DFB266838A649EDE October 14, 2016閲覧。 
  47. ^ a b Vandam, Jeff (December 31, 2006). “Cash and Carry”. ニューヨーク・タイムズ. https://www.nytimes.com/2006/12/31/nyregion/thecity/31mone.html?ex=157680000&en=7f9eb6f4d0f34db4&ei=5124&partner=permalink&exprod=permalink December 24, 2010閲覧. "That may be why few New Yorkers probably noticed the retirement last January of this underground cash cache, done in by the arrival of the MetroCard and machines that allowed people to buy them by credit card." 
  48. ^ Secrets of NYC’s vintage subway cars”. am New York (June 8, 2016). August 19, 2016閲覧。
  49. ^ 'The Secret Life of 370 Jay Street' to be revealed in Downtown Brooklyn”. Brooklyn Daily Eagle (October 21, 2015). August 19, 2016閲覧。
  50. ^ a b c A Look Inside the Secret Tunnels in 370 Jay Street, Once Home to the MTA’s Money Room”. Untapped Cities (February 19, 2016). August 19, 2016閲覧。
  51. ^ Lawrence St. Interlocking Machine”. bmt-lines.com. October 22, 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。August 19, 2016閲覧。

外部リンク

映像外部リンク
Jay St-Lawrence St Transfer Project, Metropolitan Transportation Authority; July 2, 2010; 4:44 YouTube video clip (during construction phase of project)
Introducing Jay St-MetroTech Station, Metropolitan Transportation Authority; December 10, 2010; 1:41 YouTube video clip (completion of underground transfer between IND (A, C, F) and BMT (N, R) stations)


Station Reporter:

The Subway Nut:


Googleマップ ストリートビュー


Read other articles:

この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)出典検索?: バーズヘッドプレート – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2023年1月) バーズヘッドプレート(中央) バー

 

 

馬ノ瀬 馬ノ瀬 馬ノ瀬 馬ノ瀬の位置 馬ノ瀬(まのせ[1]、うまのせ[2])は、国東半島北部の大分県国東市国見町にある岩礁[2]である。 概要 大分県国東市国見町竹田津地区の海岸にある景勝地である[3]。 大高島と小高島[4]の間の岬の北方約250mにあり、最高点は標高22m。長さ約400m、幅約50mで、北西から南西に細長く延びる[2]。南西側と北

 

 

Este artículo o sección tiene referencias, pero necesita más para complementar su verificabilidad.Este aviso fue puesto el 3 de diciembre de 2014. Reflexiones en un espejo convexo esférico. Se puede ver al fotógrafo reflejado en la zona superior. Un espejo curvo es un espejo cuya superficie reflectante es curva, la cual puede ser convexa (con la deformación hacia afuera) o cóncava (con la deformación hacia adentro). Muchos espejos curvos poseen superficie que tienen la forma de un tro...

American television series Not to be confused with The Flash (1990 TV series). The FlashTitle card from the first three seasons.Genre Superhero Drama Action Based onCharacters from DC ComicsDeveloped by Greg Berlanti Andrew Kreisberg Geoff Johns Starring Grant Gustin Candice Patton Danielle Panabaker Rick Cosnett Carlos Valdes Tom Cavanagh Jesse L. Martin Keiynan Lonsdale Neil Sandilands Hartley Sawyer Danielle Nicolet Jessica Parker Kennedy Chris Klein LaMonica Garrett Efrat Dor Kayla Compto...

 

 

Subgenres of this speculative fiction genre Since the advent of the cyberpunk genre, a number of cyberpunk derivatives have become recognized in their own right as distinct subgenres in speculative fiction, especially in science fiction.[1] Rather than necessarily sharing the digitally and mechanically focused setting of cyberpunk, these derivatives can display other futuristic, or even retrofuturistic, qualities that are drawn from or analogous to cyberpunk: a world built on one part...

 

 

Mountain in New Hampshire, United States Mount ChocoruaMount Chocorua and Chocorua LakeHighest pointElevation3,480 ft (1,060 m)[1]Prominence1,240 ft (380 m)[1]Coordinates43°57′15″N 71°16′24″W / 43.95417°N 71.27333°W / 43.95417; -71.27333[2]GeographyMount ChocoruaLocation in New Hampshire LocationAlbany, New Hampshire, U.S.Parent rangeSandwich Range, White MountainsTopo mapUSGS Mount ChocoruaClimbingEasiest ro...

Statue by Clark Mills in Washington, D.C., U.S. For other uses, see George Washington (disambiguation). Lieutenant General George WashingtonArtistClark MillsYear1860TypeBronzeDimensions2.7 m × 4.3 m × 1.8 m (9 ft × 14 ft × 6 ft)LocationWashington Circle, Northwest, Washington, D.C., United StatesOwnerNational Park Service Equestrian statue of George WashingtonU.S. Historic districtContributing property LocationStanton P...

 

 

American politician This article includes a list of general references, but it lacks sufficient corresponding inline citations. Please help to improve this article by introducing more precise citations. (March 2013) (Learn how and when to remove this template message) Thomas GunterMember of the U.S. House of Representativesfrom Arkansas's 4th districtIn officeMarch 4, 1875 – March 3, 1883Preceded byDistrict establishedSucceeded bySamuel W. PeelMember of the U.S. Hou...

 

 

American basketball player and coach (born 1959) This article is about the former NBA player and college coach. For the American who played overseas, see Charlie Bradley (basketball). Charles BradleyPersonal informationBorn (1959-05-16) May 16, 1959 (age 64)Havre de Grace, Maryland, U.S.Listed height6 ft 5 in (1.96 m)Listed weight215 lb (98 kg)Career informationHigh schoolEdgewood (Edgewood, Maryland)CollegeWyoming (1977–1981)NBA draft1981: 1st round, 23rd over...

基馬拉斯大馬路空中走廊Travessia pedonal ao longo da Avenida de Guimarães na Taipa地點 澳門氹仔運動場道及基馬拉斯大馬路业主市政署设计参数桥型行人天橋历史开工日2018年底启用日2021年6月10日开通日2021年6月26日10:00 基馬拉斯大馬路空中走廊,規劃時稱基馬拉斯大馬路空中綠廊,是一條位於澳門氹仔基馬拉斯大馬路上方的步行系統,以行人天橋和空中步廊方式興建。起點由氹仔...

 

 

Artikel ini membutuhkan rujukan tambahan agar kualitasnya dapat dipastikan. Mohon bantu kami mengembangkan artikel ini dengan cara menambahkan rujukan ke sumber tepercaya. Pernyataan tak bersumber bisa saja dipertentangkan dan dihapus.Cari sumber: Kisah Tanah Jawa kelompok – berita · surat kabar · buku · cendekiawan · JSTOR (Oktober 2021) Artikel ini perlu diwikifikasi agar memenuhi standar kualitas Wikipedia. Anda dapat memberikan bantuan berupa ...

 

 

1984 live album by Sonic YouthSonic DeathLive album by Sonic YouthReleased1984Recorded1981–1983Length68:02LabelEcstatic Peace!ProducerSonic YouthSonic Youth chronology Kill Yr Idols(1983) Sonic Death(1984) Bad Moon Rising(1985) Sonic Death is a live album by American rock band Sonic Youth.[1] It was released in 1984 on cassette tape by the Ecstatic Peace! record label. Content Sonic Death contains live recordings from 1981 to 1983. Many of the tracks on the album appear only...

مستودع الطب للعموملقطة شاشةمعلومات عامةموقع الويب ncbi.nlm.nih.gov… (الإنجليزية) نوع الموقع مكتبة رقمية — قاعدة بيانات مكتبية — قاعدة بيانات طبية — أرشيف مفتوح الوصول الجوانب التقنيةاللغة الإنجليزية أهم الشخصياتالمالك المكتبة الوطنية لعلم الطب تعديل - تعديل مصدري - تعديل ويكي...

 

 

2020 musical film by Julia Hart StargirlOfficial release posterDirected byJulia HartScreenplay by Kristin Hahn Julia Hart Jordan Horowitz Based onStargirlby Jerry SpinelliProduced by Kristin Hahn Ellen Goldsmith-Vein Lee Stollman Jordan Horowitz Starring Grace VanderWaal Graham Verchere CinematographyBryce FortnerEdited by Shayar Bansali Tracey Wadmore-Smith Music byRob SimonsenProductioncompanies Walt Disney Pictures Gotham Group Hahnscape Entertainment Distributed byDisney+Release date Marc...

 

 

Union Army officer in the American Civil War Walter Goodale MorrillWalter G. MorrillBorn(1840-11-13)November 13, 1840Williamsburg, Maine, U.S.DiedMarch 3, 1935(1935-03-03) (aged 94)Pittsfield, Maine, U.S.BuriedPittsfield Village CemeteryAllegianceUnited States of AmericaService/branchUnited States ArmyUnion ArmyYears of service1861–1865Rank Lieutenant ColonelUnit Company A, 6th Maine Volunteer Infantry Regiment Company B, 20th Maine Volunteer Infantry RegimentBattles/warsAmerican ...

Linux distribution for Apple CPUs Asahi LinuxScreenshot of Arch Linux ARM of Asahi Linux with KDE Plasma 5DeveloperHector MartinAlyssa RosenzweigAsahi Lina[Note 1]Dougall JohnsonSven PeterMark KettenisMartin PovišerJanne Grunau[1]OS familyLinux (Unix-like)Working stateBeta (Fedora distro)Source modelOpen sourceRepositorygithub.com/AsahiLinuxPlatformsApple silicon (AArch64)Official websiteasahilinux.org Asahi Linux is a project that ports the Linux kernel and related software ...

 

 

2013 film VioletteFilm posterDirected byMartin ProvostWritten byMartin ProvostProduced byGilles SacutoMiléna PoyloStarringEmmanuelle DevosCinematographyYves CapeEdited byLudo TrochMusic byHugues Tabar-NouvalDistributed byDiaphana Films (France)Release dates 6 September 2013 (2013-09-06) (TIFF) 6 November 2013 (2013-11-06) (France) Running time139 minutesCountriesFranceBelgiumLanguageFrenchBudget$6 millionBox office$1.6 million[1] Violette is a 20...

 

 

Untuk satuan yang dinamakan menurut tokoh ini, lihat Angka Mach. Ernst Mach Ernst Mach (diucapkan [max]) (18 Februari 1838 - 19 Februari 1916) adalah seorang fisikawan dan filsuf Austria. Ernst Mach lahir di Chrlice, Moravia, Austria. Keluarga Mach hidup di daerah terpencil. Ayahnya, Johan mendalami sastra klasik dan tinggal dalam atmosfer keluarga yang sangat tertutup. Meski seorang individualis ekstrem, ayahnya sangat berpendidikan. Ayahnya beternak ulat sutera. Beda dengan ayahnya, ibu Mac...

State park in New York, United States Oquaga Creek State ParkArctic Lake at Oquaga Creek State Park.Location of Oquaga Creek State Park within New York StateTypeState parkLocation5995 County Route 20 Bainbridge, New York[1]Nearest cityBainbridge, New YorkCoordinates42°10′34″N 75°25′34″W / 42.176°N 75.426°W / 42.176; -75.426Area1,385 acres (5.60 km2)[2]Created1979 (1979)Operated byNew York State Office of Parks, Recreation...

 

 

French-American television sitcom series started in 2015 Not to be confused with Alvin and the Chipmunks (1983 TV series). Alvinnn!!! and the ChipmunksGenreComedyMusicalCreated byJanice KarmanBased onAlvin and the Chipmunksby Ross Bagdasarian Sr.Directed byJanice KarmanVoices ofSee belowTheme music composerRoss Bagdasarian[1]Janice Karman[1]Opening themeWe're the ChipmunksEnding themeWe're the ChipmunksComposersKia ProductionsDavid VadantRomain AllenderCountry of originUnited ...

 

 

Strategi Solo vs Squad di Free Fire: Cara Menang Mudah!