シュロソウ科

シュロソウ科
バイケイソウ(広義)
バイケイソウ(広義)
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: ユリ目 Liliales
: シュロソウ科 Melanthiaceae
学名
Melanthiaceae
Batsch ex Borkh. (1796) [1][2][3]
タイプ属
Melanthium L. [1]

シュロソウ科[4][5](シュロソウか、またはメランチウム科(メランチウムか)[6][7]、Melanthiaceae)は、単子葉類ユリ目の中の分類群で、従来の分類(新エングラー体系クロンキスト体系等)ではユリ科に含められることが多かった。APG植物分類体系では16属170種[8]ほどの草本からなる。主として北半球温帯に分布[8]

アルカロイドを含む有毒な種が多い。

このうちの4属(Daiswa、キヌガサソウ属、ツクバネソウ属、エンレイソウ属)は、幅広いが輪生し、その先にが単生し、内花被(花冠)と外花被()の区別がある(内花被のない種もある)という、ユリ科にしては特異な形態を持つ。このため、ユリ科を細分するダールグレン体系などの分類では、これらをメランチウム科(現在は別系統とされるオゼソウ属チシマゼキショウ属ソクシンラン属キンコウカ属などもここに含めていた)とは別にエンレイソウ科 (Trilliaceae) として分けていた。またDaiswa、キヌガサソウ属はツクバネソウ属に含めることが多い。

主な種の画像

脚注

  1. ^ a b "Melanthiaceae Batsch ex Borkh.". Tropicos. Missouri Botanical Garden. 50304866. 2012年7月25日閲覧
  2. ^ APG II 2003 原著論文
  3. ^ APG III 2009 原著論文
  4. ^ LAPGII(2009)による被子植物の科の配列”. YList 植物和名-学名インデックス:分類体系表示. 米倉浩司・梶田忠. 2019年5月25日閲覧。
  5. ^ 田村, 実、高橋, 弘「腐生植物サクライソウの核型分析と分類学的示唆」『植物分類,地理』第49巻第1号、1998年7月28日、49–56頁、doi:10.18942/bunruichiri.KJ00001077368ISSN 0001-6799 
  6. ^ 直雅, 大城、美桜, 登田、臣昭, 南谷「質量分析による自然毒食中毒の理解:課題と展望」『Journal of the Mass Spectrometry Society of Japan』第67巻第2号、2019年4月1日、71–77頁、doi:10.5702/massspec.S19-15ISSN 1340-8097 
  7. ^ 野菜や山菜に含まれるピロリジジンアルカロイド類のリスク管理の必要性に関する考察”. 2019年5月26日閲覧。
  8. ^ a b Stevens 2001 onwards

参考文献

外部リンク

Strategi Solo vs Squad di Free Fire: Cara Menang Mudah!