テキサス州ダラス出身。父親が軍人だったため、子ども時代は世界各地を転々とする。高校生の頃にはイタリアに居住しており、現地で数本の映画にエキストラとして出演。その後CMに出演したほか、モデルとしても活動した。ハリウッドに渡り、映画「卑怯者の勲章」(1964年)などに端役で登場。人気TVシリーズ「じゃじゃ馬億万長者」でブレイクし、1966年の「Eye of the Devil(原題)」で本格的なスクリーンデビューを飾る。映画『吸血鬼』で共演したのが縁で1968年1月20日に映画監督のロマン・ポランスキーと結婚した。同年にはブルース・リー監修のもとでアクションにトライした『サイレンサー第4弾/破壊部隊』が公開。ポランスキーとの第1子妊娠も分かり、私生活、女優としてのキャリアともに順風満帆だったが、翌1969年8月9日、狂信的カルト指導者チャールズ・マンソンの信奉者達の一人、スーザン・アトキンス(en)ら3人組によって、一緒にいた他の3名の友人達と、たまたま通りがかって犯行グループに声を掛けた1名と共にロサンゼルスの自宅で殺害された。