シャバカ(Shabaka, 在位:紀元前705年頃 - 紀元前690年頃)は、古代エジプト第25王朝の第3代ファラオ(王)。即位名はネフェルカラー。
通説ではナパタ王家の二代王カシュタの息子で、分裂状態のエジプトを平定し第25王朝を創始したピアンキの弟と考えられているが、ピアンキの息子であるタハルカ王の兄弟だとする碑文もあり、正確な出自は分からない。 また、古い学説ではピアンキの後継者であったと考えられていたが、近年は下記の史料からシャバタカの方がピアンキの継承者で、シャバカは3代目の君主あったと考えられている。
ヌビア王家には兄弟間での王位継承が多く見られるものの、それだけでは説明しきれない複雑な血縁関係が構成されていた事が史料から読み取れるため、具体的に何を以て後継者を選抜していたのかは明確になっていない。