『サン・スーシの女』(サン・スーシのおんな、原題・フランス語: La Passante du Sans-Souci)は、1982年に製作・公開されたフランスと西ドイツの合作映画である。
ジョゼフ・ケッセルの1936年の同名小説の映画化であり、ジャック・ルーフィオが監督、ロミー・シュナイダーとミシェル・ピコリ、ヘルムート・グリームが出演した。本作はシュナイダーの最後の映画出演となった。
西ベルリンでロケーションが行われている。
あらすじ
政治犯の釈放を求める公聴会に出席予定だった人権擁護運動組合の会長マックス・バウムシュタインは、対談相手のパラグアイ大使にドイツでの本名と「エルザとミシェルを覚えているか」という質問を尋ねた後に大使を射殺した。
マックスの逮捕後、彼は妻のリナにナチス政権下でのドイツで自分がどのような生活をしていたのかを語り始める。
キャスト
スタッフ
- 監督:ジャック・ルーフィオ
- 製作総指揮:ジャン・ケルシュネル
- 製作:アルトゥル・ブラウナー、レイモン・ダノン
- 脚色:ジャック・ルーフィオ、ジャック・キルスネル
- 音楽:ジョルジュ・ドルリュー
- 撮影:ジャン・ペンゼール
- 編集:アンナ・ルイス
- 美術:ジョルジュ・グロン
- 装置:ジャン=ジャック・カジオ
- ロミー・シュナイダーの衣裳:ジェラール・ブレーズ、イングリッド・ゾレ
- 衣裳:カトリーヌ・ルテリエ、エリザベート・タヴェルニエ
映画賞受賞・ノミネーション
- 受賞
- ノミネーション
- セザール賞主演女優賞:ロミー・シュナイダー
- セザール賞助演男優賞:ジェラール・クライン
- セザール賞作曲賞:ジョルジュ・ドルリュー
脚注
外部リンク