サンティアーゴ・デ・クーバ州(サンティアーゴ・デ・クーバしゅう、西:Santiago de Cuba Province)はキューバの州(地方行政区分)のうちのひとつである。州都はサンティアーゴ・デ・クーバ。キューバでは2番目に人口の多い州である。鉄やニッケルなどの鉱物資源が豊富である。経済的には、バナナ、カカオ、コーヒーのプランテーション栽培による農業が中心となっている。州都のサンティアーゴ・デ・クーバ周辺を中心に、観光産業も発展しつつある。
歴史
サンティアーゴ・デ・クーバ州は、キューバの独立や、1959年のキューバ革命などで、歴史的に多くの戦闘の舞台となった。山がちの地形であるためゲリラ戦が多用された。1976年までキューバは6つの州に分かれていたが、その間はオリエンテ州(Oriente)に属していた。(1905年以前はオリエンテ州自体が、サンティアーゴ・デ・クーバ州と呼ばれていた) 現在のサンティアーゴ・デ・クーバ州は、旧オリエンテ州の中南部のエリアに当たる。
隣接州
自治体
脚注
関連項目
外部リンク