サツマイモ属(サツマイモぞく、学名: Ipomoea)は、ヒルガオ科の属で、およそ500種を含む。
重要な作物であるサツマイモのほか、アサガオ、ヨルガオやルコウソウなどの園芸植物、また野菜として利用するヨウサイなどを含む。
つる性のものが多く、サツマイモのように地面を這い広がるもの、また低木もある。
花はラッパ状の花冠を有し、大型で赤色・紫色・青色など美しく着色するものが多いので、観賞用に栽培される。
世界の熱帯・亜熱帯の原産。
サツマイモやヨウサイのようにいもや茎葉を食用にするものもあるが、有害なものもある。例えばアサガオは食べると激しい下痢を起こす(下剤としても使われる)。