ゴツェロ2世(Gotzelo II., 1008年 - 1046年)は、下ロートリンゲン公(在位:1044年 - 1046年)。
生涯
ロートリンゲン公ゴツェロ1世の次男として生まれたが、在位期間の短さから知られることはほとんどない。1044年に父ゴツェロ1世が死去した後に、下ロートリンゲン公位を継承した。ゴツェロ2世は気が弱いと見られていたが、ドイツ王ハインリヒ3世はこの継承を認める約束を与えていた[1]。しかし兄のゴットフリート3世はロートリンゲン全土の領有権を主張した[2]。1046年、ハインリヒ3世は下ロートリンゲン公位をフリードリヒ2世・フォン・ルクセンブルクに与えた[3]。この時にゴツェロ2世が死去したとも考えられている。
別の説によると、ゴツェロ2世は無能であったためにハインリヒ3世により追放されたという[2]。
脚注
外部リンク