コーニング(英: Corning Incorporated)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州コーニングに本社を置く世界最大級のガラス製品メーカーである。1851年にエイモリー・ホートン・シニア(英: Amory Houghton)によって創立され、一族による経営が100年以上続いた。現在の主力製品は液晶ディスプレイ用ガラスパネル、望遠鏡ガラス、光ファイバーなど。
沿革
ホートン一族
創業者のホートン一族は多くがハーバード大学に進学し、大学にホートン図書館を寄付している。彼らは会社の工場を見渡す「ザ・ノール」と呼ばれる豪邸に住み、経営を退いた後には公職に就いた例が多い。創業者のひ孫で同名のアモリー・ホートンはアイゼンハワー政権で駐仏大使を、その息子のエイモ(英語版)は共和党の下院議員を、エイモの弟のジェイミーはメトロポリタン美術館会長を務めた。
参考文献
- 「世界鳥瞰 米コーニング、危機からの復活」 日経ビジネス 2004年10月25日号、P.141-144、日経BP社。
関連項目
外部リンク