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この項目では、ルーマニアの県について説明しています。ルーマニアの市については「コンスタンツァ」をご覧ください。 |
Judeţul Constanţa
紋章
コンスタンツァ県の位置
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地域
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南東地域
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歴史的な地域
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ドブロジャ
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県都
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コンスタンツァ
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面積
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7,071km²
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人口
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655,997人(2021年)[1]
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人口密度
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92人/km²
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ISO 3166-2
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RO-CT
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コンスタンツァ県(コンスタンツァけん、Judeţul Constanţa)は、ルーマニア・ドブロジャ地方の県。同国の最南東部に位置し、黒海に面する。県都はコンスタンツァ。西はヤロミツァ県とカララシ県、北はトゥルチャ県とブライラ県、南はブルガリアのシリストラ州・ドブリチ州と接する。
人口統計
人口は655,997人(2021年国勢調査)[1]。都市人口がおよそ75%と、ルーマニア国内平均より高い。近年の人口動勢は以下のようになっている。
年
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人口[2]
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1992
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748,044
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2002
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715,151
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2011
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684,082
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2021
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655,997
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人口の多数を占めるのはルーマニア人である。また、オスマン帝国支配時代の名残である、トルコ人とタタール人のコミュニティーも存在する。現在、この地域はルーマニアにおけるムスリム社会の中心となっている。アルーマニア人が大勢ドブルジャ地方に移住してきており、彼らは自身を少数民族というよりむしろ文化的少数派とみなす。その他にはロマ人がいる。
県内の民族構成
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1880年[3]
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2021年[1]
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合計
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64,902
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655,997
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ルーマニア人
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14,884 (23%)
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504,344 (77%)
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トルコ人
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14,947 (23%)
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16,121 (2.5%)
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タタール人
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22,854 (35%)
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16,918 (2.6%)
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ブルガリア人
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7,919 (12%)
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72 (0.01%)
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ギリシャ人
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2,607 (4%)
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232 (0.04%)
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ロマ人
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<100 (<0.1%)
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6,593 (1.01%)
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地理
面積は7,071平方キロメートルである。コンスタンツァ県のほとんどが、大陸性の半乾燥気候を伴う、低台地からなる。およそ144キロメートルの海岸線を持つ黒海沿岸は、内陸と比較すると海洋性気候である。コンスタンツァ県の1月の平均気温は0℃、7月の平均気温は23℃である。
県北東部はシノエ湖のような潟がある。県東部はドナウ川河口である。
経済
県の主要産業は以下のとおりである。
- 化学および石油化学工業
- 食品・飲料製造
- 織物産業
- 造船業
- 建設資材製造
- 機械部品製造
- 製紙業
農業は県経済の重要な部分を担っている。コンスタンツァ県は国内最大の潅漑設備を持っている(1989年以前は4,300平方キロメートル以上あったが、現在著しく減っている)。穀物生産が主となっている。ムルファトラル(en:Murfatlar)周辺で生産されるルーマニア・ワインが有名である。
チェルナヴォダ(en:Cernavodă)には、2つの原子炉をもつ、カナダ人設計のCANDU炉のチェルナヴォダ原子力発電所がある。この原発は国内電力の15%以上を発電している。
コンスタンツァ港はルーマニア最大の海港で、黒海の重要港の一つである。ドナウ・黒海運河によってドナウ川とつながっている。
観光
黒海沿岸は、ルーマニアの夏季観光地が集まっている。
行政区画
コンスタンツァ県は、3つの都市、9つの町、58の基礎自治体から構成される。
主な市町
写真
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ドナウ・黒海運河
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コンスタンツァの港湾風景
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コンスタンツァのカジノ
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ネプトゥンの海水浴場
脚注
外部リンク