コパ・リベルタドーレス2019(Copa CONMEBOL Libertadores 2019)は、CONMEBOLにより開催される60回目の南アメリカクラブ王者を決める大会である[1]。優勝チームにはFIFAクラブワールドカップ2019とレコパ・スダメリカーナ2020の出場権が与えられる。また、コパ・リベルタドーレス2020のグループステージの出場権も獲得する。
準決勝までのラウンドは、ホームアンドアウェー形式で行われるが、決勝戦は、今大会から中立地での一発勝負に改められ[2][3]、ペルーのリマにあるエスタディオ・モヌメンタルで行われた試合を2-1で制したフラメンゴが2度目の優勝を果たした。[4](決勝戦は当初、チリのサンティアゴにあるエスタディオ・ナシオナル・デ・チリで行われる予定[5]であったが、チリ暴動の影響により変更された[6]。)
出場チーム
CONMEBOLに加盟する10カ国から、下記の47チームが出場する[7]。
- 前回大会優勝チームとコパ・スダメリカーナの前回大会の優勝チームには、グループステージからの出場枠が与えられる。
- ブラジルは7つの出場枠(グループステージから5枠、予選2回戦から2枠)、アルゼンチンは6つの出場枠(グループステージから5枠、予選2回戦から1枠)、チリとコロンビアは4つの出場枠(グループステージと予選2回戦から2枠ずつ)、それ以外の国は4つの出場枠(グループステージから2枠、予選2回戦と予選1回戦から1枠ずつ)が与えられる。
注釈
- ^ 当該クラブが既に出場権を獲得している場合は、次点のクラブが繰り上げで出場する。
予選
2試合の得点数が並んだ場合は、アウェーゴールルールが適用されるが、アウェーゴールも並んだ場合は、延長戦は行わずにPK戦で決着をつける。[1]
予選1回戦
予選2回戦
- 注釈
予選3回戦
予選3回戦敗者のうち、成績上位のアトレティコ・ナシオナル(勝ち点3)とカラカス(勝ち点3)はコパ・スダメリカーナ2019の2回戦に出場する。
グループリーグ
各グループの1位と2位は、決勝トーナメントに進出。3位はコパ・スダメリカーナ2019の2回戦に出場する。
勝点が並んだ場合は、以下の優先順位で順位を決定する。[1]
1.得失点差、2.得点数、3.アウェーゴール数、4.CONMEBOLランキング
- 抽選に際しては、主に過去10年間のコパ・リベルタドーレスや国内大会の成績を基にしたCONMEBOLランキング順により、8チームずつ4つのポットに分けられた。
- CONMEBOLランキングに関わらず、前年のコパ・リベルタドーレス優勝チームはポット1、前年のコパ・スダメリカーナ優勝チームはポット2、予選3回戦の勝者(抽選時は未確定)はポット4に入る。
- 同じ国のチームは同じグループに入らないように抽選するが、予選3回戦の勝者は抽選時に未確定であるため、同じ国のチームと同じグループに入る可能性がある。
グループA
グループB
グループC
グループD
チーム
|
勝点
|
試合
|
勝
|
分
|
敗
|
得点
|
失点
|
差
|
フラメンゴ
|
10 |
6 |
3 |
1 |
2 |
11 |
5 |
+6
|
LDUキト
|
10 |
6 |
3 |
1 |
2 |
12 |
8 |
+4
|
ペニャロール
|
10 |
6 |
3 |
1 |
2 |
7 |
5 |
+2
|
サン・ホセ(英語版)
|
4 |
6 |
1 |
1 |
4 |
7 |
19 |
-12
|
グループE
グループF
グループG
グループH
決勝トーナメント
- Round of 16(1回戦)は、グループリーグ1位チームと2位チームが対戦する。
- 抽選の結果、1回戦で同じグループリーグに所属したチーム同士、同じ国のチーム同士が対戦することがありえる。
- シード順(グループリーグの順位、グループリーグ全6試合の成績順)が高いチームが第2戦のホームチームとなる。
- 準決勝までは、2試合の合計得点が同点の場合は、アウェーゴールルールを採用するが、アウェーゴール数も同点の場合は、延長戦は行わず、PK戦で決着をつける。
- 決勝は、予め、CONMEBOLが選定した中立地での1試合で行われるが、前後半を終えて同点の場合は、30分間の延長戦を行い、それでも同点の場合はPK戦を行う。
関連項目
外部リンク
出典