ケプラー42c(英語:Kepler-42c)とは地球から見てはくちょう座の方向に126光年離れたところにある太陽より非常に小さい赤色矮星、ケプラー42を公転している太陽系外惑星である。
この惑星はトランジット法で発見されたため、半径は地球の0.73倍であると分かっている[1]が、質量は上限しか分からない。その上限は地球の2.06倍である[1]が、実際はこれよりも低いと考えられている。
この惑星の主星ケプラー42はスペクトル型MのM型主系列星、つまり赤色矮星である[1]ため、太陽よりも非常に小さい。質量は太陽の0.13倍、半径は太陽の0.17倍である[1]。視等級は16.124である[1]ため肉眼では見えない。
ケプラー42cは主星から0.006 au離れた位置を公転しており[1]、これは地球と太陽間の距離の約200分の1である。恒星と近いため温度はかなり高く、温室効果などの大気の影響を除いた時の温度(平衡温度)は720 K(447 ℃)にもなる[1]。液体の水が存在できず、暑すぎるためハビタブルゾーンの内側である。軌道離心率は0.00[2]であるためほとんど円軌道に近い軌道をとる。
座標: 19h 28m 52.56880s, +44° 37′ 08.9903″