クリス・アルドワン

クリス・アルドワン
Chris Ardoin
クリス・アルドワン (2005年)
基本情報
出生名 Christopher Ardoin
生誕 1981年4月7日
出身地 米国ルイジアナ州レイクチャールズ
ジャンル ザディコ
担当楽器 アコーディオン
共同作業者 ショーン・アルドワン

クリス・アルドワン (Chris Ardoin, 1981年4月7日 - )は、米国ルイジアナ州レイクチャールズ[1]出身のザディコアコーディオン奏者、シンガー。伝統的なザディコのサウンドをヒップホップレゲエR&Bといった音楽と融合させたヌーヴォー・ザディコの形成に貢献した若手の一人である。

来歴

父親はローレンス・アルドワン、祖父はボワ・セック・アルドワン、と著名なザディコ・アーティストを擁する音楽の家系に生まれた。クリスは2歳の頃からアコーディオンを弾き始め、幼少期にはザディコ以外の音楽は殆ど聴かずに育った。[1]10歳のとき、父親の助けを得て兄のクリス・アルドワンとバンド、ダブル・クラッチンを結成する。(ショーンの担当はドラムス)

1994年にバンドは、デビュー作『That's Da Lick』をメゾン・ド・ソウル・レーベルからリリースした。このアルバムは実際にはショーンが全てのヴォーカルと曲作りを担当したにもかかわらず、クリス名義でリリースされた。これは、若きクリスを前面に押し出した方が注目度があがるとの計算に基づくものであった。[1]翌年リリースされた二作目『Lick It Up!』では、クリスはヴォーカルも曲作りもショーンと分けあうようになり、より存在感を示している。ショーンは、1997年のアルバム『Turn the Page』リリース後、ソロ活動に集中するためにバンドを脱退した。

2003年7月には、ショーンとともに初来日を果たし、東京のJTアフィニスホールと新橋こいち祭りで公演を行った。

2005年には、クリスはバンド名をダブル・クラッチンからニューステップ(NuStep)へと変更し、新名義でアルバムSweatをリリースした。2007年には、それに続くアルバム『M.V.P.』をリリースしている。

ディスコグラフィー

  • 1994年That's Da Lick』 (Maison de Soul)
  • 1995年Lick It Up!』 (Maison de Soul)
  • 1997年Gon' Be Jus' Fine』 (Rounder)
  • 1998年Turn the Page』 (Rounder)
  • 2000年Best Kept Secret』 (Rounder)
  • 2002年Life』 (J&S)
  • 2004年Save the Last Dance』 (J&S)
  • 2005年Sweat』 (NuStep4Lyfe Entertainment)
  • 2007年M.V.P.』 (NuStep4Lyfe Entertainment)
  • 2008年Candyman's V.I.P.』 (NuStep4Lyfe Entertainment)
  • 2009年Alter Ego』 (NuStep4Lyfe Entertainment)
  • 2010年Headliner』 (NuStep4Lyfe Entertainment)
  • 2012年Unleashed』 (NuStep4Lyfe Entertainment)
  • 2014年Back Home』 (NuStep4Lyfe Entertainment)
  • 2015年Zydeko Fever』 (Maison de Soul) ※Chris Ardoin & Nustep Zydeko名義
  • 2016年Requested Live』 (Maison de Soul) ※Chris Ardoin & Nustep Zydeko名義
  • 2017年Legend』 (Soul Rehab Music Group)
  • 2019年Evolution』 (Soul Rehab Music Group)
  • 2020年Press Play: Live』 (Soul Rehab Music Group)

脚注

  1. ^ a b c ブルース&ソウル・レコーズ誌 第53号」クリス&ショーン・アルドワン・インタヴュー記事 (2003)

外部リンク

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