クラウディオ・スアレス・サンチェス (Claudio Suárez Sánchez, 1968年12月17日 - )は、メキシコ合衆国メキシコ州テスココ出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはディフェンダー。
アンドレス・グアルダードに抜かれるまではサッカーメキシコ代表における最多出場記録保持者であり、男子のサッカーA代表チーム全体においても、2位となる179キャップを保有している[1]。
経歴
UNAM~グアダラハラ時代
スアレスは1988年にUNAMプーマスに入団。同クラブには8シーズン在籍し、うち1990-91年度にリーグチャンピオンとなった。
1996年にCDグアダラハラに移籍。1999年に退団するまでの3年間のうち、1997年度のベラーノ (1996-97年度リーグのうち、1997年中に行われた後期リーグ) で優勝を経験した。
UANLティグレス
UANLティグレスに入団したスアレスは、2005年まで同クラブでプレーした。在籍中、2001年および2003年にティグレスは前期リーグで準優勝を経験した。ティグレス (とメキシコリーグ) でのラストゲームは、2005年の前期リーグのリギーリャ (優勝決定プレーオフ) 準決勝のCFモンテレイとの試合であり、この試合でスアレスは退場処分を受けた。
チーヴァス・USA時代
2006年、スアレスはアメリカへ渡りメジャーリーグサッカーに所属するクラブ・デポルティボ・チーヴァス・USAへ入団した。
2009年3月8日、契約更新を巡る交渉が難航した末、スアレスは現役引退を表明したが、3月20日に撤回し、2009年度シーズンをチーヴァス・USAで送る事を発表した[2]が、同年度の出場試合数は31試合[3]中5試合にとどまった[4]。
2010年3月26日に現役引退を発表する[4]まで、スアレスは1994 FIFAワールドカップ出場選手のうち、最後まで現役生活を続行した選手であった。引退後は引き続きカリフォルニア州内に在住し、チーヴァス・USA時代のチームメイトであったラモン・ラミレスやマルティン・スニガと共に若年層を対象とするアカデミーおよびクリニックを運営する事となった[4]。
メキシコ代表におけるキャリア
スアレスは1992年よりメキシコ代表チームに招集されるようになり、1994年にはFIFAワールドカップアメリカ大会に出場した。
チーヴァス・USAに移籍した2006年、1994年・1998年に次ぐ3度目の出場を果たした。しかしこの大会においては、グループリーグ3試合および決勝トーナメント1回戦の計4試合のいずれにも、スアレスは出場はしなかった。
2007年3月25日、エスタディオ・ウニベルシタリオにてメキシコとパラグアイが開催された席上、スアレスはラモン・ラミレスとともにメキシコサッカー連盟より表彰された[5][6]。
成績
タイトル
クラブ
代表
脚注
関連書籍
- Cardiani, Enrique Leon Historia de un Guerrero - Claudio Suarez (Giron Books 2008) ISBN 0981561403
外部リンク