スターは、77歳の誕生日を迎えた2017年7月7日に正式にアルバムの発表を告知し、同時にタイトル曲をストリーミングとデジタル・ダウンロードで配信するシングルとしてリリースした。次いで、マッカートニー、ルカサー、ウォルシュ、ウィンターが参加した「ウィアー・オン・ザ・ロード・アゲイン (We're On the Road Again)」が、2枚目のシングルとして2017年7月17日にリリースされた。カントリー曲の「ソー・ロング・フォー・ソー・ロング (So Wrong For So Long)」は2017年8月18日にリリースされた[11]。「スタンディング・スティル (Standing Still)」は2017年9月8日に最後のシングルとしてリリースされた[12]。
リリースと反響
『ギヴ・モア・ラヴ』は、リリース後に賛否さまざまな評価を受けた。『ローリング・ストーン』誌のウィル・ハームス(英語版)は、スターのことを「ロックにおける、いたずら好きなミニマリストのイドにして、永遠に楽天的なエメリタス(英語版) (rock's mischievously minimalist id and Eternal-Optimist Emeritus)」とし[8]、このアルバムを「よく熟成されたオールスターのキャンディーグラム (a well-timed all-star candygram)」と評した。オールミュージックのスティーヴン・トマス・アールワインは、「これは胴着の近くでカードを扱っているような類のアルバムではなく、タイトルからもわかるように心を開いた、優しい音楽である (this isn't the kind of album that plays its cards close to the vest; as the title suggests, this is open-hearted, kind music)」と述べた[5]。このアルバムは、2010年代にスターが発表した他のソロ作品との比較でも、好不評両方の見解が出されている。
^Hermes, Will. "Review: Ringo Starr Brings Rock & Roll Optimism, Just When We Need It." Rolling Stone, Rolling Stone, 14 September 2017, www.rollingstone.com/music/albumreviews/review-ringo-starrs-give-more-love-w503111.
^"Czech Albums – Top 100". ČNS IFPI. Note: On the chart page, select 201738 on the field besides the word "Zobrazit", and then click over the word to retrieve the correct chart data. 25 September 2017閲覧。