『キング・オブ・キングス』(原題:King of Kings)は、1961年制作のアメリカ合衆国の映画。
イエス・キリストの生涯を描いた作品。セシル・B・デミル監督が1927年に制作した同名映画をニコラス・レイ監督がリメイクしたものと言われているが、ベルナール・エイゼンシュッツの『ニコラス・レイ‥ある反逆者の肖像』(吉村和明:訳)によれば、そもそもこの作品のアイデアとスクリプトは、プロデューサーのサミュエル・ブロンストンの前作『大海戦史』(1959年)を監督したジョン・ファロー(ミア・ファローの父)のものだったが、使えるレベルではなかったので、ニコラス・レイが旧知のフィリップ・ヨーダンを呼び、手直しさせたものであった。
題名もファロウの時は『人の子』、レイと契約するときは『剣と十字架』であった。これをヨーダンが『キング・オブ・キングス』とすることを提案した。当然デミル側から許諾を受けるという動きもあって、配給の10パーセントを提示する案もあったが、試しにアメリカ映画協会にタイトルを登録してみると、デミル側は未登録であったため、ブロンストン側は印紙代6セントでこの題名を手に入れたという。
キャスト
脚注
- ^ a b 'The Eddie Mannix Ledger’, Margaret Herrick Library, Center for Motion Picture Study, Los Angeles
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