キブンパルク(Kybunpark)は、スイス・ザンクト・ガレンにある多目的スタジアム。FCザンクト・ガレンがホームスタジアムとして使用している。
スタジアム1階にはショッピングセンター、スタジアム東側にはIKEAのザンクト・ガレン店が隣接している複合型スポーツ施設でもある。
概要
2005年9月14日、約10年に渡る長期間の構想を重ねて起工されたスタジアム。18,861人収容となっているスタジアムではあるが、国際試合では立ち見席が禁止されるため、17,371人収容となる[1]。
こけら落としは2008年5月30日のサッカースイス代表対サッカーリヒテンシュタイン代表の親善試合で行われ、スイス代表が3-0で快勝した[2]。それから約2ヶ月後の7月6日に正式に落成式が執り行われ、FCザンクト・ガレンのOBを招いての親善試合やセレモニーなどが披露された[2]。
2008年の開場以来FCザンクト・ガレンがホームスタジアムとして試合を行なっているが、2012-13シーズンは改修工事のためシュタディオン・ベルグホルツ(ドイツ語版)から仮の移転先を探していたFCヴィル1900へ1シーズンのみ使用許可を出した[3]。
スタジアム名のキブンパルクは、2016年5月にスタジアムの命名権を購入したトゥールガウ州に本社を置き、医療支援事業を行うKybun AG社によって命名された[4]。それまではAFCアレーナ (AFC Arena)と呼ばれていた。
開催された主な試合・イベント
スイス代表の他スペイン代表やブラジル代表の国際Aマッチも開催された[2]。
ギャラリー
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併設するショッピング・センター
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専門店を示す看板
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建設中のスタジアム (2007年)
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夜のスタジアム (2009年)
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2021年の内観
脚注
外部リンク
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