ナイロビを経由しモンバサと結ぶウガンダ鉄道が1901年に開通した。それに伴い開港され、Port Florence(フローレンス港)と名付けられた。1980年代及び1990年代は貿易が停滞したが、石油のウガンダ輸出に伴い盛り返した。石油を産出しないケニアはモンバサで輸入原油を精製しパイプラインでナイロビ等へ輸送する。キスムからウガンダへはトラック輸送である。
キスムは「交易(スモ)する場」という意味である。また、ルオ語のJo-kisuma「援助物資に依存する人々(people who depend on charity)」が由来であるという説もある[3]。