ガティネ (Gâtinais)は、フランスの自然区分上の地方で、かつての歴史的な伯爵領の名称。
北をセーヌ川、東をヨンヌ川、南をオルレアンの森、西をエソンヌ川(フランス語版)と接する。大まかにいうと、現在のロワレ県北東部とセーヌ=エ=マルヌ県南部に広がる。歴史的な中心地はモンタルジ、ヌムールである。
Gâtinais、Vastinensis pagusはラテン語のvastinum(人もまばらな、というvastusより)に由来する。
フォンテーヌブローの森(英語版)一帯のガティネはユネスコの生物圏保護区に指定されている[1]。