『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』のリリース後、カール・ジョンソンのキャラクターは批評家の賞賛を受け、多くのコンピュータゲームのベストキャラクターのリストに含まれるようになった。彼はIGNのJesse Schedeenの「Grand Theft Auto Favorite Badasses」リストに含まれた。彼らは「全てのGTAゲームの全ての主人公の中でカール・「CJ」・ジョンソンのように説得力のある或いは率直なワルはほとんどいない」と述べ、またキャラクターのカスタマイズ性と利用可能なアセットを称賛した[8]。Crave OnlineのPaul Tamburroも彼らの「最も記憶に残るGTAキャラクタートップ10」(Top 10 Most Memorable GTA Characters)の8位に挙げ、「いつ無慈悲な大量虐殺をしていつしないようにするかを考えていたキャラクターを操作するのは爽快だった」と述べた[9]。Sabotage Timesの マシュー・クーパーは、 彼のGrand Theft Autoシリーズのキャラクタートップ10リストにCJを入れ、彼を他の主人公達から際立たせているものは「良心を持って登場したのが彼が初めてであり、初めて数多の人々を殺すのを楽しんではいないように見えた」との事実だと語った[10]。
GameDailyはコンピュータゲームで最高の黒人キャラクターのリストの中にカールを入れ、彼は「本当のギャングというよりむしろスラム街生まれのジェームズ・ボンド」なので、彼はネガティブなステレオタイプを強めるという考えを拒んだ[11] 。同様に、 Complex Gamingのラリー・ヘスターはカールをコンピュータゲームの黒人キャラクターベスト10のリストの2番目に位置づけ、彼を「良心を持つギャングの一員」と名付けた[12]。カールはまた GamesRadarの「コンピュータゲームのベストヒーロー100」(the 100 Best Heroes in Video Games)リストで第77位にランクインし、「(Grand Theft Auto)ヒーローで彼と同じくらいカリスマ性があるヒーローは殆どおらず、将来的にもそうなる事はほとんどないだろう」と述べた[13]。UGO Networksは、カールを彼自身の実写映画に最もふさわしい2人目のキャラクターと位置付けた[14]。
2008年、The Ageはカールを史上33番目に優れたXboxキャラクターとしてランク付けし、Grand Theft Autoの「最も謙虚な」アンチヒーローとして、そして「あらゆる主要なコンピュータゲームで最初の強力なアフリカ系アメリカ人の主人公の一人」として彼に言及した[15]。2012年にGamesRadarはゲームの「最も記憶に残り、影響力があり、そしてワルな」(most memorable, influential, and badass)主人公のリストの77番目にカールを載せ、「彼と同じくらいカリスマがあるGTAヒーローは殆どおらず、将来的にもそうなる事はほとんどないだろう」と語った[16]。カールは最終的には入ることはなかったが、Game Informerのスタッフは彼らの「10年を定義する30のキャラクター」(30 characters that defined a decade)コレクションに彼を含めることを検討しており、Matt Helgesonは「彼は容易く別のギャングのステレオタイプになることができたがサンアンドレアスの終わりまでに私達はCJを欠点はあるが最終的には最悪の状況で最善を尽くした善人と見なした」と語っている[17]。
^Rockstar North (26 October 2005). Grand Theft Auto: San Andreas (PlayStation 2). Rockstar Games. Mission: "High Noon" Carl: "Eddie, Tenpenny's just using you, he's using all of us. You're the next one he's gonna silence, man." / Eddie: "Shut the fuck up, scum! And it's Officer Pulaski to you!"