カルメロ・ボッシ(Carmelo Bossi、1939年10月15日 - 2014年3月23日)は、イタリアのプロボクサー。ミラノ出身。WBA・WBC世界ジュニアミドル級(現スーパーウェルター級)チャンピオン。輪島功一がタイトルを奪った相手として記憶される技巧派ボクサー。
来歴
1960年ローマオリンピックの銀メダリスト。1961年、プロ転向。イタリア王者、欧州王者となった後、1970年7月9日、一度はKO負けしているフレディ・リトルに15回判定勝ち、WBA・WBC世界ジュニアミドル級王者となる。1度の防衛に成功したが、1971年10月31日、挑戦者の輪島功一が用いた「カエル跳び」「あっち向いてホイ」などの奇策に翻弄され判定負けに終わり、王座陥落。なお輪島はボッシについて「メダリストの名に恥じない、全てにおいて素晴らしいテクニックの持ち主だった」と評している。
2014年3月23日、肺炎のためミラノで逝去[1]。
戦績
40勝(10KO)8敗3引分け
脚注
関連項目
外部リンク