株式会社オートテクニックジャパン (AutoTechnicJapan CO.,LTD; ATJ) は、4輪、2輪、汎用製品の研究開発・品質保証をサポートするエンジニアリング ソリューション カンパニーである。
概要
1971年に本田技術研究所より、走行テストと品質管理業務の受託を開始[2]、1982年に会社を設立。40年以上に渡り、本田技術研究所の研究開発サポートを行っている[3]。
2009年のリーマン・ショックからなる自動車業界の不況では経費削減のため、省エネ活動を全社をあげて行った[2]。
2012年、フォーミュラ・ニッポン『DOCOMO TEAM DANDELION RACING』とオフィシャルパートナー契約を締結。
創立30周年記念式典を各拠点で開催し、i-nosによる公式イメージソング「All Time Just」が披露された。
2013年、前年に引き続き、スーパーフォーミュラ『DOCOMO TEAM DANDELION RACING』の協賛を続けるほか、新たに全日本ロードレース選手権及び世界選手権鈴鹿8時間耐久レースに参戦する「MuSASHi RT HARC-PRO.」の協賛を開始した。
沿革
- 1971年(昭和46年)7月 - 本田技術研究所車輌試験課の要請によりニッコン・プロモーション株式会社を設立。4輪・2輪車の走行テスト・品質管理業務を受託。
- 1973年(昭和48年)5月 - 株式会社オートテクニックに改称(埼玉県朝霞市)。
- 1979年(昭和54年)4月 - 本田技術研究所栃木センター発足に伴い、オートテクニック栃木営業所を新設し、耐久走行テスト業務を受託。
- 1989年(平成元年)
- 5月 - 社名を株式会社オートテクニックジャパン(ATJ)に改称。
- 11月 - 栃木テクニカルセンターにて、研究開発業務およびエンジン・ミッション組立業務を開始。
- 1993年(平成5年)6月 - 浜松テクニカルセンターを新設し、ATミッション性能解析業務を開始。
- 1996年(平成8年)2月 - 鷹栖事務所(現鷹栖オフィス)を新設。
- 1997年(平成9年)
- 4月 - 朝霞出張所を新設し、本田技術研究所朝霞研究所の研究開発業務を受託。
- 6月 - 真岡出張所を新設し、本田技研工業栃木製作所真岡工場の業務を受託。
- 1999年(平成11年)11月 - 本田技研工業浜松製作所(細江テスト場)の船外機テスト業務を受託。
- 2000年(平成12年)6月 - 日信工業(現・日立Astemo)栃木センターの研究開発業務を受託。
- 2004年(平成16年)10月 - ケーヒン(現・日立Astemo)栃木開発センターの研究開発業務を受託。
- 2006年(平成18年)
- 2月 - 栃木第2テクニカルセンターを新設。
- 6月 - 朝霞テクニカルセンターを新設。
- 2012年(平成24年)5月 - 厚木営業所(現厚木オフィス)を新設。
- 2013年(平成25年)10月 - Auto Technic Americas, Inc.(米国) 合弁会社を設立。
- 2014年(平成26年)10月 - 鈴鹿営業所(現鈴鹿オフィス)を新設。ATJ 開発センターを新設(現栃木開発センター第1棟)。
- 2015年(平成27年)
- 4月 - SUPER GT GT500クラス Drago Modulo Honda Racing 車輌メンテナンス業務を受託。
- 12月 - SIAM AUTO TECHNIC CO.,LTD.(タイ) 合弁会社設立。
- 2019年(令和1年)4月 - 浜松開発センターを新設(浜松テクニカルセンターと併せた総称)。
- 2020年(令和2年)4月 - 栃木開発センター第2棟を新設。
拠点所在地
脚注
外部リンク