『オペレーション・フォーチュン』は、2023年のアメリカ合衆国・イギリスのスパイアクションコメディ映画。ガイ・リッチーが共同脚本・監督、ジェイソン・ステイサムが主演を務める[3]。他の出演はオーブリー・プラザ、ジョシュ・ハートネット、ケイリー・エルウィス、バグジー・マローン(英語版)、ヒュー・グラントなど。
ストーリー
ウクライナのギャングが「ハンドル」として知られる装置を盗み、イギリス政府はネイサン・ジャスミンを雇い、取り戻すよう命じる。ネイサンはオーソン・フォーチュン、サラ・フィデル、JJ・デイヴィスらからなるチームを雇う。チームはマドリードで、ハンドルから抽出したデータの入ったHDDの運び屋を捕える。ネイサンのライバルであるマイクが邪魔をしてHDDを奪うが、サラがデータをコピーする。
ハンドルの売却を仲介する武器商人のグレッグ・シモンズがカンヌでチャリティーを催すと知り、彼がファンである映画スターのダニー・フランチェスコを脅迫して協力させ、サラをガールフレンドに偽装させてカンヌに乗り込む。シモンズはダニーとサラを、トルコのアンタルヤにある別荘に招待する。オーソンは強盗に見せかけてウクライナ人ギャングの邸宅に侵入し、サラによるハッキングを可能にする。チームは取引が行われるアンタルヤに行く。ハンドルはあらゆるセキュリティを破るAIであると判明する。
アンタルヤで、オーソンはシモンズの死んだ弁護士ベン・ハリスを装ってハンドルの取引の場に出るも、マイクが襲撃してウクライナ人ギャングを殺し、ハンドルを奪う。手数料収入を失ったシモンズは、チームに協力することにする。ハンドルの買い手であるバイオ業界の巨人トレントとアーノルドが、金を買い漁った後にハンドルを使って世界中の金融システムを崩壊させようとしていると明かす。
シモンズとダニーはマイクがハンドルを二人の買い手に売却しようとするタワーに入る。得るはずだった手数料が払われなければ、彼らの愛する人々を殺すと脅迫する。二人の買い手は動揺し、手下同士の銃撃戦が始まってほぼ全員が死ぬ。オーソンが生き残ったマイクを倒してハンドルを奪回する。
カタールのドーハで、ネイサンはオーソン、サラ、JJに新しい仕事を提供するが断られる。ダニーは、オーソンがウクライナ人ギャングから盗んだ品を売却した資金を使い、シモンズ役を演じる映画を撮影し、シモンズはプロデューサーを務める。
キャスト
※括弧内は日本語吹替[4]。
製作
2020年9月、ガイ・リッチーが監督し、ジェイソン・ステイサム主演、ミラマックス製作、STXfilmsが世界配給権を獲得したことが発表された[5]。12月には、オーブリー・プラザがキャストに加わった[6]。2021年1月には、ケイリー・エルウィス、バグジー・マローン、ジョシュ・ハートネットが参加し、ヒュー・グラントが交渉に入った[7][8][9][10]。グラントはその翌月にはキャスティングが確定することになる[11]。
撮影は2021年1月14日に開始され、トルコのアンタルヤとカタールで行われた[7][12]。
2021年9月28日、タイトルを当初予定していた『Five Eyes』から『Operation Fortune』に変更した[13][3]。
公開
2022年1月21日に公開予定となっていたが[14]、アメリカ国外では2023年1月4日に公開され[15]、アメリカ国内では2023年3月3日に公開された[16]。イギリスでは2023年4月7日にAmazon Prime Videoで配信された[17]。
出典
外部リンク
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映画 (★印は主演 ○印はナレーター・声優出演 △印はカメオ出演 ◎印は兼製作) | |
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