オベデは、旧約聖書の『ルツ記』に登場する人物。新共同訳聖書での表記は「オベド」[1]。
オベデは、ルツとボアズの息子であり、エッサイの父であり、ダビデの祖父である。彼は、イエス・キリストの先祖の1人であり、マタイによる福音書及びルカによる福音書におけるイエス・キリストの系図で彼の名を見ることができる[2][3]。
ルツがオベデをみごもったとき、近所の女性たちは、ナオミに言った。
主はほむべきかな、主はあなたを見捨てずに、きょう、あなたにひとりの近親をお授けになりました。どうぞ、その子の名がイスラエルのうちに高く揚げられますように。彼はあなたのいのちを新たにし、あなたの老年を養う者となるでしょう。あなたを愛するあなたの嫁、七人のむすこにもまさる彼女が彼を産んだのですから — ルツ記(口語訳) 4:14-15
オベデという名前の語義はヘブライ語で「(神の)しもべ」。彼の名前は、近所の女性たちによって名付けられた[4]。
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