エリスタ(ロシア語: Элиста、カルムイク語: Элст、英語: Elista)はロシア連邦に属するカルムイク共和国の首都。人口は10万2583人(2021年)。
歴史
1865年に建設された。1918年2月にソビエト権力が樹立された。1930年から都市として登録されている。
第二次世界大戦時に町は一時的にドイツ軍に占領されたが、1942年12月31日にソビエト軍が奪還。1944年、カルムイク共和国の住民の多くがシベリアに強制移住され、代わりにロシア人が入植した。それにともない、町の名前もステプノイ(Степной, Stepnoy)と改められるが、1957年にもとの住民の帰還が許されて、エリスタに戻された。
交通
小さな空港がある。また、鉄道でロストフ・ナ・ドヌと結ばれている。毎日、ヴォルゴグラード(6時間)とモスクワ(18時間)にバスが出る。
その他
釈迦牟尼黄金僧院
1996年10月5日、4年かけて建造された仏教寺院シャキュスン・シュメ(Сякюсн-Сюме)が開かれた。2005年12月27日には、東ヨーロッパ最大の仏教寺院「釈迦牟尼黄金僧院」(Золотая обитель Будды Шакьямуни)が開かれた。
カルムイク国立大学、航空大学、医科大学などの高等教育機関がある。
脚注
関連項目
外部リンク
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