イディナ・メンゼル(Idina Menzel、1971年5月30日 - )は、アメリカ合衆国の女優・歌手。
ブロードウェイ・ミュージカル『レント』のモーリーン役でトニー賞助演女優賞にノミネートされ、『ウィキッド』のエルファバ役で同主演女優賞を受賞。またディズニー映画『アナと雪の女王』で歌唱した劇中歌「レット・イット・ゴー」が第86回アカデミー賞歌曲賞を受賞。
プロフィール
ニューヨーク州ロングアイランドにて、ユダヤ系の両親の間に生まれる[2]。
1996年の『レント』のモーリーン役でブロードウェイ・デビュー。トニー賞の候補になるなど高い評価を受け、一躍有名となる。また、モーリーン役は2005年の映画版でも演じた。
その後も順調にキャリアを積み、2003年の『ウィキッド』で『オズの魔法使い』の西の悪い魔女・エルファバの前日譚を、全身緑色のメイクで演じ、この作品でトニー賞ミュージカル主演女優賞を受賞した。2006年のウエスト・エンド公演でも再び演じている。また、ミュージカルのキャストレコーディングCD以外にも歌手として2枚アルバムを出している。
2013年には『glee/グリー』に出演。
2013年に公開(日本では2014年公開)の、童話『雪の女王』を題材としたディズニーのアニメーション映画『アナと雪の女王』に、雪の女王エルサ役として出演、歌唱した主題歌「レット・イット・ゴー」が第86回アカデミー賞歌曲賞を受賞。日本でも同映画・同曲が人気を博したことから、2014年12月31日の第65回NHK紅白歌合戦に出場し「レット・イット・ゴー」を披露した(コメントは生中継、歌唱は事前収録)。
私生活では、2003年に『レント』で共演したテイ・ディグスと結婚[3]。
2009年9月、公式ツイッターで、男児を出産したことを発表した。2013年、10年あまりの結婚生活ののちにティグスと離婚[4]。
2016年、俳優のアーロン・ローアと婚約[5]。
主な出演作品
2023年
舞台
- 『レント』 - Rent (1996年)
- The Wild Party (2000年)
- Summer of '42 (2000年)
- 『アイーダ』 - Aida (2001年)
- 『ヘアー』 - Hair (2001年)
- 『ヴァギナ・モノローグス』 - The Vagina Monologues (2002年)
- 『ウィキッド』 - Wicked (2003年)
- See What I Wanna See (2005年)
- If/Then (2014年)
映画
テレビドラマ
放映年
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題名
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役名
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備考
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2009-2013
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glee/グリー glee |
シェルビー・コークラン |
計13話出演
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ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
- Still I Can't Be Still (1998年、Hollywood)
- Here (2004年、Zel) ※EP
- 『アイ・スタンド』 - I Stand (2008年、Warner Bros.)
- 『スノー・ウィッシズ〜雪に願いを』 - Holiday Wishes (2014年、Warner Bros.)
- 『イディナ。』 - idina. (2016年、Warner Bros.)
- Christmas: A Season of Love (2019年、School Boy / Decca)
ライブ・アルバム
- 『ライヴ:奇跡の歌姫』 - Live: Barefoot at the Symphony (2012年、Concord)
- Idina: Live (2018年、Walkman / Arts Music)
参照
外部リンク