イオン湯沢ショッピングセンター(イオンゆざわショッピングセンター)は、秋田県湯沢市にあるショッピングセンター(SC)である。
核店舗はイオンスーパーセンター。
概要
秋田県道278号雄勝湯沢線・秋田県道311号羽後雄勝線沿いにある。最寄駅は湯沢駅だが、市内中心部および駅からは離れている。
湯沢の中心部ではかつて地場資本の協働社湯沢サンエーや湯沢ショッピングデパート大丈[2]、さらには、羽後ジャスコの運営によるジャスコ湯沢店も営業していた。しかし、地場2社は経営破綻。さらにジャスコ湯沢店も閉店した。
ジャスコ湯沢店の閉店後、市内で営業するナショナルチェーンのスーパーマーケットは皆無となったため、市民からは品揃えなどの充実したSCの開店を望む声が上がっていた。
イオン湯沢SCの進出にあたっては、市中心部の4商店街と消費者・地主らが、署名・陳情を繰り広げ、2004年12月、市農業振興地域整備促進協議会(会長鈴木俊夫市長)は中心商店街の活性化を図る必要があるとして、イオン側から出された計画地にかかる農地の農振除外申請を却下した。しかし、翌年3月の4町村合併直前の旧湯沢市議会において、SC誘致派の陳情2件を採択し、反対派の陳情2件を不採択とした[2]。これを受け、市農振協は2006年2月に農振除外を決定した。こうした経過をたどり、イオン湯沢SCは開業に至った。
当初計画では、核店舗をマックスバリュにする案もあったが、スーパーセンターでの出店に落ち着いた。なお、直営売場のうち酒類など一部の売場はイオン東北の管轄になっている。
イオングループ以外の特長としては、まちの総合情報交流拠点“まちの駅”でもある「虹こまち」という物産館がテナントに入っていることがあげられる。市の観光物産団体などとの協業により、単なる土産物屋ではなく、いわば市や県のアンテナショップ的な存在となっている。
沿革
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)
- 11月頃 - オープン一周年祭とほぼ時期を一緒にして、サービスカウンター・レジ・酒などの売場の位置を大幅に変更した。専門店は、虹こまちが22時まで営業時間が延長された。また、フードコートの業者がファーストフードのピーコック、および同社のうどんなどを扱う福麦亭になった。
- 11月30日 - 「うさちゃんクリーニング」閉店。跡地は暫定的に休憩所になっている。
- 2010年(平成22年)2月16日 - 秋田県とイオンスーパーセンター株式会社にて、災害時における生活必需物資の供給に関する協定を締結[6]。
- 2013年(平成25年)7月12日 - 直営靴売場を株式会社ジーフットに移管。「グリーンボックスSUC湯沢店」としてオープン。
- 2020年(令和2年)
- 2022年(令和4年)11月1日 - メガペトロ株式会社が「ペトラス湯沢店」を三国商事株式会社に営業譲渡。「apollostationセルフイオン湯沢SS」としてリニューアルオープン。
- 2023年(令和5年)10月15日 - 「ASBEE Fam湯沢店」および「天ぷら和食処四六時中湯沢店[8]」が閉店。
フロアとテナント
フロア概要
核店舗のイオンスーパーセンター湯沢店と21の専門店で構成される。ホームセンター部門はイオングループのサンデーが運営している。
主なテナント
フード
ファッション・グッズ
サービス・エンターテイメント
- アイサポ(スマホ修理・アクセサリー販売)
- ペッピーキッズクラブ(子供向け英語教室)
- リスチャイルド(アミューズメント)
別棟
- ヤマダ電機テックランドNew湯沢店(家電)
- サロン・ド・シェスタ(美容・エステ)
- apollostationセルフイオン湯沢SS(ガソリンスタンド)
※テナント情報は2023年11月時点
出店テナント全店の一覧詳細情報や営業時間およびATMを設置している金融機関の詳細は公式サイトを参照。
アクセス
- 自動車
- 路線バス
羽後交通:山田線 イオン湯沢SC停留所(入口の前)
- 湯沢営業所(湯沢駅から徒歩約10分) - 雄勝中央病院または切畑または石塚行き
- 鉄道
脚注
関連項目
外部リンク