アンゼ たかし(あんぜ たかし)は、日本の映画字幕翻訳家[1]。
経歴
大学経済学部[2]を進学後、翻訳学校で映像翻訳を専攻する。2年間の通学を経て洋楽CDの歌詞翻訳、ライナーノーツの翻訳作業を始める。その後、吹替翻訳で映像翻訳家デビューをし、現在では字幕・吹替の両方の映画翻訳を行っている[3]。
デビュー当初はジャンル問わず単館系の映画の字幕翻訳やVHSの吹替翻訳を担当していたが、『ハッピーフィート』の吹替翻訳を担当して以降メジャー作品を手掛けるようになる[4]。近年ではDCコミックの映像化作品やクリストファー・ノーラン監督の映画で多く見受けられる。
人物
字幕映画は文字数が決まっており、「できる限りの事を表現したい」と発言している[5]。翻訳するのが大変だった映画の一つに「インセプション」を挙げている[5]。
主な翻訳作品
脚注
- ^ “映画好きにとってこんなに楽しい仕事はない!”. TRANSLATOR's. 2024年11月20日閲覧。
- ^ “「とても良いお声」と話題 翻訳家アンゼたかしが電話出演”. J-CAST ニュース (2020年11月18日). 2021年9月17日閲覧。
- ^ “【映画翻訳者インタビュー】アンゼたかし氏「脚本を脚本どおりに翻訳する」|vShareR SUB / 字幕翻訳を動画で学べるウェブサイト|note”. note(ノート). 2021年9月7日閲覧。
- ^ “『マッドマックス 怒りのデス・ロード』翻訳者に話を聞いたら字幕の見方が深化した”. https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/iso02 2024年9月24日閲覧。
- ^ a b “【レポート】アンゼたかしさんに聞いた、英語を訳すのに大切なこと”. ライブドアニュース. 2021年9月17日閲覧。
関連項目