アリーナフットボールリーグ
アリーナフットボールリーグ(Arena Football League, AFL)は、アメリカで1987年に創設されたアリーナフットボールのプロリーグ。2009年に破産し、いったん解散。マイナーリーグとしてaf2(英語版)(arenafootball2)があった。2010年に再開し、その時点でのチーム数は15であったが、2009年のAFL解散後に新設されたリーグに移籍するチームや倒産するチームが相次いだため、2019年には、チーム数は6チームであった。2019年11月27日、リーグは破産を申請した。
歴史
- 1987年 ジム・フォスターにより創設される。リーグはシカゴ・ブルーザーズ、デンヴァー・ダイナマイト、ピッツバーグ・グラディエイターズ、ワシントン・コマンドスの4チームで始まった。最初の試合となったのは6月17日に行われたピッツバーグ対ワシントン戦で、12,117人の観客を集めた。
- 1996年 レギュラーシーズンの総観客数が初めて100万人を超える。
- 2000年 マイナーリーグとしてaf2が設立される。
- 2008年12月 世界的な不況を受け、2009年シーズンのAFL中止が発表される。
- 2009年8月 リーグ再開を断念。リーグはその後破産。後にaf2を中心とした組織Arena Football 1(AF1)が作られる。
- 2010年2月 AF1がこれまで通りの名称「アリーナフットボールリーグ」でリーグを再開することを発表。
- 2010年4月 リーグ再開。
- 2019年11月 破産申請。
ルール
- 横85フィート、縦50ヤード。エンドゾーンは8ヤード。
- 横9フィート、高さ15フィート。
- 大きさ、重さともNFLに準拠。
- フィールド上は8人。出場可能人数はベンチ入りを含め20人。
- オフェンスはスクリメージライン上に4人以上、ディフェンスは3人以上セットすること。
- C(センター)左右のラインメンのどちらかは、セット時に手を挙げて自分がTE(タイトエンド)であることを宣言する。
- LB(ラインバッカー)2人はスクリメージラインから5ヤード以内、オフェンスラインの幅の中(通称「ボックス」)にセットし、ブリッツはウイークサイドの1人だけしかできない。
- NCAAのルールに準拠。パスキャッチはNFLと異なり、片方の脚でもフィールドにあればインバウンズ扱い。
- オーバータイムはリーグ戦、プレイオフ共に15分間。
加盟チーム
観客動員数
シーズン |
チーム数 |
1試合平均
|
Test season (1986) |
2 |
なし
|
1987 |
4 |
11,278
|
1988 |
6 |
8,512
|
1989 |
5 |
5,705
|
1990 |
6 |
8,900
|
1991 |
8 |
10,250
|
1992 |
12 |
12,268
|
1993 |
10 |
11,530
|
1994 |
11 |
10,748
|
1995 |
13 |
11,260
|
1996 |
15 |
10,787
|
1997 |
14 |
10,935
|
1998 |
14 |
10,594
|
1999 |
15 |
10,013
|
2000 |
16 |
9,618
|
2001 |
19 |
9,188
|
2002 |
16 |
9,958
|
2003 |
16 |
11,397
|
2004 |
19 |
12,019
|
2005 |
17 |
12,829
|
2006 |
18 |
12,378
|
2007 |
19 |
12,392
|
2008 |
17 |
12,957
|
Bankruptcy (2009) |
なし |
なし
|
2010 |
15 |
8,135
|
2011 |
18 |
8,241
|
2012 |
17 |
7,841
|
2013 |
14 |
8,195
|
2014 |
14 |
8,473
|
2015 |
12 |
8,947
|
2016 |
8 |
9,342
|
2017 |
5 |
9,248
|
2018 |
4 |
7,764
|
2019 |
6 |
7,195
|
テレビゲーム
関連項目
外部リンク
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