『ゆうがたGet!』(ゆうがたゲット!)は、1999年4月5日からテレビ信州で生放送されているローカル情報番組(夕方ワイド番組)。本項目では『陽司★美恵子 ゆうがたGet!』に端を発する"ゆうがたGet!"とつく一連の番組について記す。
1999年春、番組は『陽司★美恵子 ゆうがたGet!』(ようじとみえこのゆうがたゲット)というタイトルでスタート。司会にはテレビ信州アナウンサーの伊東陽司と中西美恵子(当時)が起用された。
『ゆうがたGet!』開始以前のテレビ信州は、1991年4月から日曜夜に『信州2230TV』という情報番組を生放送していたが、1998年12月に同番組を終了。同番組を発展させた形で夕方ワイド番組に新規参入することになった。「信州2230TV」最終回では、この番組でも司会を務めていた伊東から新番組『ゆうがたGet!』の告知が行われた。
番組が開始される1999年4月までの3か月間は充電期間と共に、番組出演者によるストーリー仕立ての番宣スポットCMを立て続けに投入し、視聴者に向けた新番組のPRを連日実施した。そして、充電期間を経てスタートした『ゆうがたGet!』は、番組初回からオープニングで使用されて「ゆうがたGet!はYOUがターゲット!」の語呂の良いキャッチフレーズの掛け声から始まり、生活情報・料理コーナー・長野市と松本市を中心とした連日の中継コーナーから、最新ニュース・天気予報を織り交ぜた番組内容で、番組の終了後にはステーションブレイクなしで『NNN信州ニュースプラス1』へ繋ぐという構成だった。
当時番組を立ち上げたプロデューサー(元テレビ信州アナウンサー・今村正大)によると、番組開始当初は視聴率が低迷していた[1]。しかしその後、放送開始時間の前倒しや番組タイトルロゴ・一部コーナーの見直しなどを実施したことで視聴率も好転している。また、2008年4月以降は長野県で唯一の夕方ワイド番組となっている。
2015年4月17日放送分で放送回数4000回を達成した[2]。
2021年7月21日放送分で放送回数5555回を達成した。この回では特別ゲストに渡辺謙を迎えて放送された。
2024年4月1日の放送から『ゆうがたGet! every.』(ゆうがたゲット エブリイ)に番組タイトルを変更に伴い、『news every.・第2部』のネットを開始する。『ゆうがたGet!』と、これまで18時台に単独番組として放送されていた『テレビ信州news every.』とのオムニバス放送となる。番組キャッチフレーズは「"もっと"つながる、信州とつながる。」
現在の放送時間は15時50分 - 19時00分であるが、編成上は4部制となっており、15時50分 - 16時45分を第1部、16時45分 - 17時53分を第2部、17時53分 - 18時15分を第3部、18時15分 - 19時00分を第4部として区切り、放送されている。
○はテレビ信州アナウンサー(出演当時を含む)。
★は準レギュラー扱いとしての出演者。
2017年3月より放送開始。当局の「ゆうがたGet!」とテレビ新潟 の夕方ワイド新潟一番がタッグを組み、各回ごとにテーマを決めて新潟・長野両県の魅力を伝える共同制作番組かつ2局同時放送。2024年(8回目)までの放送枠は一貫して毎年1回3月上旬の金曜日18時40分 - 19時56分に生放送。2025年(9回目)からは放送枠を縮小(18時58分 - 19時56分 放送)の上、すべて事前収録の番組に切り替わる(予定)。