とびっきりNiGHT(とびっきりないと)は、東海ラジオ放送で放送していた深夜番組。1983年9月1日から1986年9月まで放送されていた。
概要
15年6か月続いたミッドナイト東海の後番組。当初は地元名古屋で活躍するタレント、東海ラジオアナウンサーを起用して女性パーソナリティのみでスタート。半年後からは男性パーソナリティも加入し、イモ欽トリオを脱退後の長江健次、中原めいこら全国展開をしていたタレント、歌手を招聘。
最初は午前2時を境に1部と2部に分かれていたが、1985年11月からは1曜日1枠に統一される。この際に、それまで2部に出演していたパーソナリティは1部のパーソナリティと共演か、コーナー番組出演者として録音出演するという形となった[1]。しかしこの2部終了、1枠統一の改編は全く予告無しで行われたものだった[1]。
全体的にリスナーとのつながりを重視、お便りを大切にしていた番組であり、『ラジオマガジン』『ラジオパラダイス』など雑誌の取材、掲載も多かった。
本番組のオープニングテーマ曲は、奥山敬造の作曲によるオリジナル曲[2]。
放送時間
- 1983年9月1日-1985年3月・1985年10月
- 1部:毎週月曜日 - 金曜日 24:30 - 26:00
- 2部:毎週月曜日 - 金曜日 26:00 - 27:00
- 1985年4月-1985年9月
- 1部:毎週月曜日 - 金曜日 25:00 - 26:00
- 2部:毎週月曜日 - 金曜日 26:00 - 27:00
- 1985年11月-1986年3月
- 毎週月曜日 - 金曜日 24:30 - 27:00
- 1986年4月-1986年9月
- 毎週月曜日 - 金曜日 25:00 - 27:00
変遷
放送期間 |
放送時間 (JST)
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第1部 |
第2部
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1983.09 |
1985.03
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24:30 - 26:00(90分) |
26:00 - 27:00(60分)
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1985.04 |
1985.09
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25:00 - 26:00(60分)
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1985.10
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24:30 - 26:00(90分)
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1985.11 |
1986.03
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24:30 - 27:00(150分)
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1986.04 |
1986.09
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25:00 - 27:00(120分)
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パーソナリティ
- 大島千佳子 (月曜1部、1983年9月-1985年6月)
- 渡辺浩美 (月曜2部、1983年9月-1984年3月)
- 重光久美 (火曜1部、1983年9月-1984年3月)
- 三浦弘恵 (火曜2部、1983年9月-1984年10月)
- 井上池鶴 (水曜1部、1983年9月-1984年3月 → 火曜1部・火曜、1984年4月-1986年5月 → 月曜、1986年6月)
- 中川雅恵 (水曜2部→水曜、1983年9月-1986年2月25日)
- 小椋みどり (木曜1部・木曜、1983年9月-1986年9月)
- 金子弥生 (木曜2部、1983年9月-1984年3月)
- 平松圭子 (金曜1部・金曜、1983年9月-1986年9月)
- 岡山玲子 (金曜2部、1983年9月-1984年3月 → 木曜2部、1984年4月-1985年10月)
- 中神滋斗 (月曜2部、1984年4月-1985年10月 → 火曜、1986年6月-1986年9月)
- 長江健次 (水曜1部・水曜、1984年4月-1986年9月)
- 林あさ美 (金曜2部・金曜、1984年4月-1986年9月)
- 原光隆 (火曜2部、1984年11月-1985年10月)
- 中原めいこ (月曜1部・月曜、1985年7月-1986年5月)
- 横田佳代子 (木曜、1986年4月-1986年9月)
- 及出泰 (火曜、1986年6月-1986年9月)
- 鎌田英子 (月曜、1986年7月-1986年9月)
担当曜日・担当期間
期間 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金
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1部 |
2部 |
1部 |
2部 |
1部 |
2部 |
1部 |
2部 |
1部 |
2部
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1983.09 |
1984.03
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大島千佳子 |
渡辺浩美 |
重光久美 |
三浦弘恵 |
井上池鶴 |
中川雅恵 |
小椋みどり |
金子弥生 |
平松圭子 |
岡山玲子
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1984.04 |
1984.10
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中神滋斗 |
井上池鶴 |
長江健次 |
岡山玲子 |
林あさ美
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1984.11 |
1985.06
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原光隆
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1985.07 |
1985.10
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中原めいこ
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1985.11 |
1986.02
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中原めいこ |
井上池鶴 |
長江健次・中川雅恵 |
小椋みどり |
平松圭子・林あさ美
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1986.03 |
1986.03
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長江健次
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1986.04 |
1986.05
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小椋みどり・横田佳代子
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1986.06 |
1986.06
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井上池鶴 |
及出泰・中神滋斗
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1986.07 |
1986.09
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鎌田英子
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主なコーナー
スタート当時に放送されていたコーナー
- (放送曜日不明)
- 深夜の電話[3]
- 君もコピーライター (ヒット曲をお題にあげて、その曲のキャッチコピーを募集)[3]
大島千佳子
- 君ならどっち、どっちが偉い
- 県人会コーナー (地方リスナーを応援し、地方からのはがきを優先的に読んでいた)[4]
- 見ちゃった聴いちゃった笑っちゃった[4]
- 根明VS根暗[4]
井上池鶴
- 疑問珍問、池鶴の珍解釈
- チャレンジクイズ・電話でコール[1]
中川雅恵
- 感謝状のコーナー[5](リスナーが感謝したい人に、感謝を込めて中川自身が声を録音したカセットテープを贈った[6])
- えーん、泣いちゃったよ(リスナーが悲しかったことを綴ったはがきの紹介[6])
岡山玲子
長江健次
及出泰・中神滋斗
- なに「東海小町」のコーナー!? (女の子に番組宛に写真を送ってもらい、その中から独断で「東海小町」を決定[8])
- あっ!ストリートダンサーだ (及出泰の局入りの際に、局前へ差し入れ等を持ってきた人にTシャツをプレゼントしていた)
- 純子と森田の日記(身の回りに居る変な奴を紹介していたコーナー)
小椋みどり・横田佳代子
- みどるかかよるか激突おしゃべり娘[5]
- なんなんやて、おみゃーは!(リスナーからの怒りのはがきを横田佳代子が迫力ある声で紹介[9])
- 世直し娘コーナー[8]
- しゃべりてゃ~名古屋弁 (1986年3月スタート。毎回お題として名古屋弁の単語をひとつ出し、リスナーにはその言葉を使って短文を作って送ってもらい、番組中で紹介しながら添削[8])
平松圭子
- 好きです (好きな人へのラブレターを代わりに紹介してくれるコーナー)
- THE標語 (毎回のテーマに沿って標語をリスナーから募集していた。このコーナーの中で当時大相撲の現役大関だった朝潮のネタで盛り上がり、朝潮大賞が作られて一番面白かったネタを送ったリスナーに実際に朝潮の手形入り色紙が贈られたということがあった。)
林あさ美
- ピアノアノアノ
- 変身・変身・もしも私が… (「もしも私が○○だったら…」といったお題に沿って、「こうなった時に自分はどうするか」についてギャグやメルヘンなどを交えて綴ったはがきを紹介。採用者には番組から「変身セット」が贈られた。)[10]
原光隆
- 何でもよいしょ (とにかく何でもいいからほめまくるという内容のコーナー。その中で優れたはがきを送ったリスナーにはどんどんプレゼントが贈られていた)[11]
- アメンボ赤いなアイウエオ (リスナー作の早口言葉に挑戦していたコーナー。その言葉が二週続けて言い切れなかった時には“素晴らしい物”が、その言葉を作ったリスナーに贈られていた)[11]
ほか
脚注
- ^ a b c ラジオパラダイス 1986年2月号 p.83
- ^ ラジオマガジン 1984年6月号「Q&Aスペシャル」(p.162-163)
- ^ a b 明星(集英社)1983年11月号 p.172「おかひろみのRADIO WAVE」
- ^ a b c ラジオマガジン 1984年2月号 p.92
- ^ a b c ラジオマガジン 1984年3月号 p.92
- ^ a b ラジオパラダイス 1985年12月号「僕の田舎のかっ飛ビ番組」p.64
- ^ ラジオパラダイス 1988年3月号 p.107
- ^ a b c ラジオパラダイス 1986年9月号『聞かずに死ねるか??各局「一笑必殺」コーナー大特集』p.25
- ^ ラジオマガジン 1983年12月号 p.92
- ^ ラジオマガジン 1984年11月号 p.140
- ^ a b ラジオマガジン 1985年3月号 p.146
東海ラジオ 月曜日-金曜日 24:30(25:00)-27:00(深夜0:30(1:00)-3:00)枠 |
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