たこさんウィンナーとは、ウィンナーソーセージの片方の端に切れ込みを入れた飾り切りである。
上部が丸く、下部が広がったこの形状がタコに似ているためこう呼ばれる。「タコさんウインナー」はプリマハムが有する登録商標である[1]。
日本で尚道子により考案されたものであり[2]、キャラ弁(デコ弁)の先駆けとも言える。
概要
小型のソーセージやソーセージ風製品の片方の端にいくつかの切れ込みを入れた後、炒めたりして加熱したソーセージの皮の部分が収縮することにより、切れ込み同士が花のようにめくれながら開いて離れる。予め切り込みを入れた商品も販売されている。
タコに似た赤色のソーセージが用いられることが多く[3]、日本では愛らしさを演出するため子ども向けの自家製弁当などによく使用される。
飾り切りなどを用いた同様の食材の加工法には以下のものがある。
- カニ(ウィンナー)
- ウサギ(リンゴ)
- ひよこ(ゆで卵)
- 花(ラディッシュなど)
脚注
注釈
出典
- ^ タコさんウインナー、「タコさんウインナー」はプリマハム株式会社が有する登録商標です。(第5120436号)
- ^ もり, ひろし (2014年4月15日). “キャラ弁から大根おろしアートへの道 デコレーション料理の現代史”. 日経ビジネスオンライン. 2015年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月4日閲覧。
- ^ 『ワインのおつまみ読本』枻出版社〈食の教科書〉、2010年。ISBN 978-4-7779-1752-5。全国書誌番号:21830233。https://books.google.co.jp/books?id=BITLRYgiCqkC&printsec=frontcover。
関連項目
外部リンク