『さよならロビンソンクルーソー』は、野木亜紀子による脚本で、第22回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作[1]。応募総数2,286編の中から大賞を受賞した。またそれを原作とし2010年12月29日にフジテレビで放送された単発テレビドラマ。視聴率4.2%。
ドラマは若手ディレクター宮木正悟の初監督作品でもあり、ドラマ製作部長も若さが新しい世界観を作ると語っている。
登場人物
- 梶谷慶介
- 演 - 田中圭[1]
- 民間の清掃会社「光風環境株式会社」のごみ清掃作業員。美也に貢ぐ日々が続く。美也がリストカットし病院に運ばれた時ハナと出会い、以来同士としてつるむことになる。
- 橘 美也
- 演 - 蓮佛美沙子[1]
- 借金を持つがバイトも続かず、付き合っている慶介に助けられながら生活している。
- 成雪
- 演 - 綾野剛[1]
- バンドマン。
- 宮内ハナ
- 演 - 菊地凛子[1]
- 美月記念病院の看護師。慶介同様、成雪に貢いでいる。
- 梶谷惣一
- 演 - 渡邉紘平[1]
- 慶介の兄。
- 梶谷志乃
- 演 - 宮内順子[2]
- 慶介の祖母。
- 梶谷馨
- 演 - 杉野なつ美[3]
- 慶介の母。
- 三上、男性、男性
- 演 - 鈴之助[1]、楠瀬拓哉、三輪達宏
- 成雪のバンド仲間。
- 課長、竹中、柴田
- 演 - 岸博之[4]、宮川浩明、金井俊太郎[5]
- 慶介が働く清掃会社「光風環境株式会社」の上司と同僚。
- 翔とその両親
- 演 - 滝田匠、中脇樹人[6]、笠木泉[7]
- 慶介が自転車で事故した相手の子供とその両親。
- 患者の家族
- 演 - 川口圭子[8]
- 美月記念病院で亡くなった患者の家族。
- ファン
- 演 - すぎもとみさき[9]、宮本京佳[10]
- 成雪のバンドが出演するライブハウスにやってくるファン。
- 主婦
- 演 - しのへけい子
- 慶介の清掃車の担当地区でゴミ出しする主婦。
- 女の子とその母親
- 演 - 日丸珠菜、吉田エマ[11]
- 慶介の清掃車に鼻をつまむ女の子とその母親。
スタッフ
- 原作・脚本 - 野木亜紀子
- 選曲 - 泉清二
- エンディングソング - 2AM「전활 받지 않는 너에게(You wouldn't Answer My Calls/電話に出ない君に)」
- プロデュース - 東康之、喜多麗子
- 演出 - 宮木正悟
- 制作 - フジテレビドラマ制作センター
脚注
その他
- 「さようなら、ロビンソン・クルーソー」 - ジョン・ヴァーリイの1977年発表のSF短編小説
外部リンク