きお 誠児[注 1](きお せいじ、男性、1962年 - )は、日本の漫画家、デザイナー。愛知県出身。宇宙作家クラブ会員[1]。
1983年、笠倉出版社発行の『コミックマルガリータ』創刊号掲載『チャイルドプリズナー』でデビュー。以後、デビュー前より行っていた同人活動と並行して、白夜書房発行のSF漫画アンソロジー等に作品を発表。
1988年、バンダイ発行の『サイバーコミックス』で『始まりの惑星』の連載を開始する。
1993年頃より、成人向け漫画の執筆を始める。以後の漫画家としての活動は、こちらのジャンルが主体である。
1995年、テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』にメカデザイナーとして参加(クレジット表記は設定補)、美術設定とSF設定を担当した[2]。マグマダイバーなどメカデザインも手掛けているが、採用されたのは美術デザインが主だった[3]。具体的に「これがきおのものだ」というデザインはあまりないが、第三新東京市全体やネルフ基地施設内のデザインのコンセプトはきおが考えたものである[4]。参加することになったきっかけは、1994年の2〜3月頃に山下いくとに紹介されたことだった[4][5]。渡された設定書にモノレールのことが書かれていたのを「未来の交通機関というならせめてリニアモーターカーにして欲しい」と思い、そしてそれなら街も要るだろうということでまずリニアモーターカーと駅のプラットホームまでを描いてアニメ制作会社のガイナックスに送った[4]。すると庵野秀明監督から電話があり、美術担当として未来都市全体の背景の設定を担当することになった[4]。作業としては概念図やイメージ、メカの設定やSF考証を描いて庵野監督に送るというものだったが、そのうちに庵野監督の方から具体的なオーダーが来るようになり、山下と相談しながらデザインを送っていた[4]。すると1994年の春ごろに山下と共に東京のタツノコプロに呼ばれ、作品への参加が正式に決まった[4]。
OVA『青の6号』『戦闘妖精雪風』にも山下と共にメカニカルデザイナーとして参加している。
2002年7月5日にGuiltyより発売されたアダルトゲーム『女教師 肉体授業』で原画を担当した。
なお、1990年代に徳間書店の雑誌および『アクションHip』に別名義の漫画を発表している。
明らかにされているのは、スタジオAKKA以降のため、以後の関係サークルを記述する。
(以下関係サークル)
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