『お隣の魔法使い』(おとなりのまほうつかい)は、篠崎砂美による日本のライトノベル。イラストは尾谷おさむが担当している。GA文庫(ソフトバンククリエイティブ)より2006年5月から2008年9月まで刊行された。作者の公式サイトで書き下ろされていたショートショートが発端となっている。
あらすじ
メアリー・フィールズが家族旅行から帰ってくると、空き地だったはずのお隣に家が建っていた。そこに引っ越してきた青年トゥックトゥイック(ツクツクさん)のことを、メアリーは魔法使いではないかと考える。メアリーとトゥックトゥイックが出会う、ちょっと不思議な出来事の数々をつづった物語。
登場人物
- メアリー・フィールズ
- 物語の語り手。お隣にトゥックトゥイックが引っ越してきて以来、彼とともに様々な出来事と遭遇するが、彼女自身はいたって普通の少女。そのせいかツッコミ役に回ることが多い。トゥックトゥイックの淹れた紅茶がお気に入り。
- トゥックトゥイック(ツクツクさん)
- メアリーのお隣に引っ越してきた青年。“ツクツクさん”とは、彼の名前を上手く言えないメアリーが勝手につけた呼び名(なので、そう呼ばれる度に訂正する)。何が起こっても悠然としているため、彼女に魔法使いではと思われることに。少し間の抜けたところがある。
既刊一覧
オーディオドラマ
ことのは出版より、iTunes Storeで第1巻「始まりは一つの呪文」が朗読劇化されている。朗読・中川玲。
脚注
外部リンク