あかこんバスは、滋賀県近江八幡市で運行しているコミュニティバス。運行は近江タクシー(近江鉄道グループ)が受託している。
近江八幡市内を運行するコミュニティバスの愛称であり、同市内の各地を結ぶ路線が設定されている。2010年(平成22年)3月に安土町と市町村合併をした後は、旧安土町へ乗り入れる路線が新設された。
近江八幡市の名産品、赤こんにゃく[6]を由来とした同市の広報キャラクター、「赤コン君」から[7]。同キャラクターは当コミュニティバスの路線図[8]や車体[9]に描かれている。
あかこんバスでは運行路線のことを「コース」と呼び[10]、ほぼ全路線で1日に5往復または6往復を運行する[11]。なお、日曜・祝日と年末年始(12月29日から翌年1月3日)は各路線の全便が運休する[10]。また、カッコで表記した停留所を経由しない便もあるが、解説は省略する。
■1番経路:長命寺線(近江鉄道バス)を補助する路線の1つ。長命寺の東側を回って堀切新港へ向かう[注 3]が、市役所は経由しない。
■2番経路:八幡竜王線(近江鉄道バス)と同名の停留所を経由する路線。雪野山グラウンドの所在地、新巻町へ向かう。
■3番経路:旧近江八幡市の東端、西生来を経由して武佐と末広町の各地区へ向かうが、武佐駅は経由しない。
■4番経路:江頭と野ヶ崎の各地区を経由し、佐波江町から野村町新畑に至る路線。なお、(当路線の終点付近となる)佐波江と新畑広場は日野川の最下流部に位置する。
■5番経路:柳町経由で篠原駅へ向かった後、若宮と竹を経由し、東川町に至る路線。
■6番経路:篠原駅までの経路は「桐原・竹町・東川町コース」と似ているが、経由地は多少異なる。当路線も篠原駅を経由するが、こちらは「南口」も経由する[注 4]。
■8番経路:近江八幡の市内中心部を循環する路線。近江八幡駅南口を経由するコミュニティバスは、この路線だけである。なお、この路線の北端は近江八幡市役所、南端は東海道新幹線の辺りである。
■9番経路:船木・長命寺・奥島の各停留所を経由して王ノ浜へ向かうが、大中まで延長運行する便が1往復だけ設定されている。なお、船木までは船木線(近江鉄道バス)の補助路線、長命寺までは長命寺線(近江鉄道バス)の補助路線を兼ねている。
■10番経路:「桐原・竹町・東川町コース」と「桐原・篠原コース」の2路線も近江八幡駅と篠原駅間を結ぶ路線であるが、当路線は大房・木戸橋・神社前(賀茂神社)の各停留所を経由するため、北へ大きく迂回する。
■11番経路:浅小井西までは実証運行時に「7番経路」(後述)として運行した路線をほぼ同じ区間を走行する。香庄集会所から旧安土町内を走行し、安土駅と活津彦根神社を経由して安土大中公民館へ向かう。
■12番経路:金田町と加賀中央を経由して安土駅へ向かった後、瓢箪山古墳と桑実寺を経由して文芸の郷へ向かう[注 5]。なお、杉森付近は「7番経路」(後述)として運行した区間を重複して走行した後、浄厳院から旧安土町を走行する。
■13番経路:近江八幡駅から安土駅へ最短経路で結ぶ路線であり、安土駅からは石寺楽市会館と奥石神社と老蘇(おいそ)小学校を経由して内野蒲生野口へ向かう。なお、この路線は常楽寺中央から旧安土町を走行する。
旧安土町への乗り入れを行う際に一部の経路が重複してしまうため、下記の路線は本格運行へ移行する前に廃止された。なお、「7番経路」は欠番となっている。
■7番経路:実証運行中に運行していた路線。近江八幡駅から黒橋・浅小井・長田・金田を経由して近江八幡駅に戻る循環路線だった。
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