駒門浅間神社(こまかどせんげんじんじゃ)は、静岡県御殿場市駒門(こまかど)にある神社。
正式名称は単に浅間神社(せんげんじんじゃ)だが[1]、御殿場市内も含め、周辺に「浅間神社」が数多くあるため、区別の都合上、地名を冠して「駒門浅間神社」と表現されることがほとんどである。
長泉町の割狐塚稲荷神社によって兼務されている。
概要
JR御殿場線・富士岡駅の北西に鎮座する。
寛永2年(1625年)に富士山すそ野の原野、駒門に開墾入植し、駒門新田を拓いた人々によって創建された[2]。
明治8年(1875年)2月に指定村社となる[2]。
平成4年(1992年)に新東名高速道路が村を縦断する計画が発表され、議論が巻き起こり、平成13年(2001年)に計画を受け入れ神社も北西近隣へと移転することが決定、平成15年(2003年)に新境内地造成工事着工、平成16年(2004年)に社殿着工・完成の後、平成17年(2005年)に遷座[2]。
現在、高速道路下に位置する元々の神社所在地には、跡地を示す石碑と、市の天然記念物である大公孫樹(いちょう)が残されている[3]。
祭神
脚注
外部リンク