馬場 義興(ばば よしおき、1875年2月10日[1] - 1943年1月9日[2])は、日本の実業家・政治家。衆議院議員(1期)。
経歴
奈良県出身[2]。上海日清貿易研究所で学ぶ。長年中国で貿易と紡績、製油の事業に従事する。(名)半田棉行員、日本棉花(株)上海支店長、同社取締役、同監査役、東華紡績(株)取締役、馬場(名)代表社員、台湾肥料、馬場温泉(株)監査役、奈良安全索道(株)代表取締役となる[2]。
1920年の第14回衆議院議員総選挙において奈良3区から立憲国民党公認で立候補したが落選[3]。1924年の第15回衆議院議員総選挙で革新倶楽部公認で立候補して当選[4]。1928年の第16回衆議院議員総選挙において奈良県全県区から革新党公認で立候補したが落選した[5]。1943年死去。
脚注
- ^ 衆議院『第四十九回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1924年、13頁。
- ^ a b c 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』499頁。
- ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』68頁。
- ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』75頁。
- ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』85頁。
参考文献
- 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。