青木 洋(あおき よう、1949年 - )は、日本のヨットマン。大阪府出身。
日本人として初めて自作したヨット『信天翁(あほうどり)二世号』で、単独世界一周に成功した最小艇としてギネスブックに登録された。現在は、大阪府田尻町のりんくうタウンで、マリーナと青木ヨットスクールを運営している。
経歴
信天翁二世号
『信天翁二世号(あほうどりにせいごう)』は、木の骨組みにベニア板を張り付けて、青木が1年10か月間をかけて自宅の庭で建造した、全長6.3m、幅2mの手作りヨットである。ちなみに「信天翁」とはアホウドリのこと。
現在、万博記念公園に保存展示されている。
青木ヨットスクール
大阪田尻、沖縄(宜野湾市)、横須賀(マリーナ・ヴェラシス)、愛知(ラグナマリーナ)、岡山(牛窓ヨットハーバー)の5校があり、卒業生は2,400人を超える。
著書
- 海と僕の信天翁(PHP研究所)
- インナーセーリング1(舵社)
- インナーセーリング2(舵社)
- インナーセーリング3(舵社)
脚注
- ^ 「手作りの世界一周」 3年と45日ぶり 孤独・病気・死を克服」『朝日新聞』昭和49年(1974年)7月29日朝刊、13版、19面
外部リンク