美濃輪 稲荷神社(みのわ いなりじんじゃ)は、静岡県静岡市清水区美濃輪町、巴川河口付近の西側に所在する神社[2]。
静岡県内では最高位の稲荷神社とされる[3][4]。
歴史
宝永年間(1704年-1711年)に、甲斐守だった柳沢吉保が、巴川東岸(向島)にあった江戸へと搬出する廻米(かいまい)の置き場(甲州廻米置場)の守護神として、京都の伏見稲荷大社から勧請して創建したとされる[3][4][5][6]。後に対岸の現在地へと移された。
清水次郎長のゆかりの神社としても知られ、1880年(明治13年)に奉納された神社の石柵(玉垣)には、寄進者の一人として本名の「山本長五郎」の名が刻まれている[4]。
2011年(平成23年)11月26日に少年グループの放火によって本殿が焼失してしまったが、その後再建された[4][7]。
ギャラリー
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拝殿
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社務所
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「山本長五郎」と刻まれている玉垣
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油揚げ奉納所
脚注
関連項目
外部リンク
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