矢野裕児
矢野 裕児(やの ゆうじ、1957年 -[1] )は、日本の経済学者。流通経済大学流通情報学部教授。同学部長。日本物流学会会長[2]。日本海運経済学会評議員[3]。専攻は都市計画、物流・流通システム、災害時ロジスティクス。
人物
父は、流通経済大学経済学部で教授を務めた理論経済学者の矢野勇。[4]東日本大震災に端を発する、物流の機能不全から来る物資不足に注目し、「災害時ロジスティクス」の重要性を主張している。
経歴
著書(学術書)
【共著】
ほか
論文(共著含む)
- 『ロジスティクスと環境問題―ロジスティクスにおける環境問題への取り組みの考え方―』(「HMジャーナル」,2007年・日本マテリアルハンドリング協会)
- 『ロジスティクスの視点からみた広域連携の可能性』(「JOYO ARC」42巻 490号,P6-11,2010年・財団法人常陽地域研究センター,NAID 40017263222)
- 『地方自治体の視点からみた鉄道貨物輸送』(「日本物流学会誌」18号,P65-72,2010年・日本物流学会,NAID 40017206083)
- 『市民を兵糧攻めから守る災害のロジスティクス』(「都市計画」60巻 3号,2011年・日本都市計画学会,NAID 10029078346)
- 『小売業の構造変化と地域において果たす役割』(「人口減少下の制度改革と地域政策」,2011年・中央大学経済研究所)
- 『3.11。変わる食品産業・災害有事の食品供給態勢は大丈夫か』(「AFCフォーラム」,2011年・日本政策金融公庫)
- 『流通業が生活インフラとして果たす役割』(「流通情報」,2011年・財団法人流通経済研究所)
- 『緊急救援物資の調達、供給ルート別にみた需給バランスに関する研究』(「日本物流学会誌」2012年 20号,P293-300,日本物流学会,NAID 40019396620)
- 『震災からの物流再生』(「運輸と経済」2012年 72巻 3号,P4-14,運輸調査局,NAID 40019227264)
- 『オムニチャネルとロジスティクス : ネット販売と店舗販売の融合を支えるロジスティクス基盤』(「倉庫」2014年 2号,P13-22,日本倉庫協会,NAID 40020311429)
- 『IoTがもたらすロジスティクス変革』(「Nextcom」2016年 27号,P14-21,KDDI総研,NAID 40020953190)
- 『IoT、第4次産業革命の進展とこれからの物流』(「倉庫」2017年 1号,P35-46,日本倉庫協会,NAID 40021257608)
- 『2020年代の物流・ロジスティクス改革』(「流通情報」2020年 51巻 6号 P16-24,流通経済研究所,NAID 40022181392)
- 『災害発生時の食品サプライチェーンの強靱化に向けて』(「明日の食品産業」2020年 5号 P13-18,食品産業センター,NAID 40022247188)
- 『物流「標準化」の意義と課題』(「運輸と経済」 2021年 81巻 10号 P13-18,交通経済研究所,NAID 40022724836)
他多数
講演・テレビ出演等
- 『企業におけるグリーン物流の取組み』(「GHGソリューションズ勉強会」,2006年・みずほ情報総研)
- 『医薬品・医療材料のロジスティクス』(「病院における物流サービスの将来」,2009年・東京大学)
- 『あなたの知らない物の運び方!』(「世界一受けたい授業」,2010年・日本テレビ放送網)
- 『物流の環境変化と効率化への取り組み』(「安全輸送と物流効率化のための環境整備セミナー」,2011年・日通総合研究所)
- 『特集「東日本大震災」』(「あさイチ」,2011年・NHK)
- 『環境問題とロジスティクス』(「生産革新フォーラム2010」,2010年・日刊工業新聞社)
- 『物流の視点から見た震災対応』(2011年・日本物流不動産評価機構推進協議会)
- 『流通業が生活インフラとして果たす役割と今後の方向性』(「通販カンファレンス2011」(2011年・日本通販協会))
- 『日本の新しい物流拠点を目指して』(「ぐんま物流シンポジウム」2011年・群馬県)
など
公的な職務(過去のものを含む)
他多数
参考文献
脚注
関連項目
外部リンク
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