矢田 俊文(やた としふみ、1954年1月 - )は、日本の歴史学者、新潟大学名誉教授[1]。長く新潟大学人文学部教授を務めた[2]。日本中世史、特に越後の上杉氏を中心とした戦国大名に関する業績や、歴史学の立場からの地震研究の業績がある[要出典]。新潟史学会会長などを歴任した。[要出典]
経歴
鳥取県生まれ[3]。1976年、大阪市立大学文学部を卒業後、大学院に進み、1982年6月、大阪市立大学大学院博士課程単位取得満期退学[2]。1987年、新潟大学人文学部助教授、のち1996年に教授[2]。1996年、「日本中世戦国期権力構造の研究」で、大阪市立大学より博士(文学)の学位を取得[4]。
2004年10月23日の新潟県中越地震や、2007年7月16日の新潟県中越沖地震に際しては、被災地からの歴史資料の救出にあたった[5]。
中越地震を受けて2006年に発足した新潟大学災害復興科学センターでは、アーカイブズ分野の代表を務めた[6]。
2019年3月に新潟大学を退職し、4月に名誉教授となった[1]。
著作
単著
出典・脚注
- ^ a b “名誉教授称号授与式を挙行しました”. 新潟大学 (2019年6月27日). 2019年12月7日閲覧。
- ^ a b c “研究者総覧 矢田俊文”. 新潟大学. オリジナルの2017年7月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170714223246/http://researchers.adm.niigata-u.ac.jp/html/1058_ja.html 2012年10月12日閲覧。
- ^ “中世の巨大地震”. 紀伊国屋書店. 2012年10月12日閲覧。
- ^ “日本中世戦国期権力構造の研究 矢田俊文”. 国立国会図書館. 2012年10月12日閲覧。
- ^ “震災と文化継承” (PDF). 明治大学. 2012年10月12日閲覧。
- ^ “新潟大災害科学センターの研究誌「災害と資料」刊行 年1回予定”. 読売新聞(東京朝刊): p. 18. (2007年3月30日) - ヨミダス歴史館にて閲覧