浦元 義照(うらもと よしてる、1949年 - )は、日本の国際公務員。宮崎県出身。2004年(平成16年)から国際連合児童基金(UNICEF)東京代表。2006年(平成18年)から国際連合工業開発機関(UNIDO)事務局事務次長。2012年(平成24年)から国際労働機関(ILO)アジア太平洋地域総局長。
人物・経歴
宮崎県三財村(現西都市)出身。日向学院中学校・高等学校を経て、1974年(昭和49年)上智大学外国語学部英語学科卒業[1]。米・ハーバード大学ケネディ行政大学院行政学修士課程修了[1]。
1974年(昭和49年)在ガーナ日本国大使館に契約職員として勤務し、情報・広報・技術援助活動を担当[1]。
1978年(昭和53年)国際公務員として国際連合児童基金(UNICEF)に入職。西インド地域代表、インドネシア事務所シニアプログラムオフィサー等を経て、2004年(平成16年)から東京事務所代表(日本・韓国兼轄)として、開発計画及び各種の資金調達・広報活動に従事[2]。
2006年(平成18年)国際連合工業開発機関(UNIDO)事務局事務次長に就任。工業開発、貧困撲滅、貿易促進、環境及びエネルギーを重点にUNIDOの戦略作成に従事[2]。
2012年(平成24年)国際労働機関(ILO)アジア太平洋地域局長に就任[2]。退任後、上智大学グローバル教育センター特任教授を経て[3]、2023年(令和5年)GR Japanシニア・コンサルタント[4]。
脚注
- 先代
- 山本幸子
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- ILOアジア太平洋地域総局長
- 2012年 - 2015年
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- 次代
- 西本伴子
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