比呂 公一(ひろ こういち、1948年 - )は、日本の歌手、作曲家。本名:植木 廣司(うえき ひろし)。株式会社モッシュ代表取締役。
人物
植木等の長男として東京都で誕生。
1970年代は植木 浩史名義でCMソング等を数多く歌っていた。近年は児童向け番組の音楽を手掛けており、NHKで放送中の人形劇『ざわざわ森のがんこちゃん』では、音楽提供している傍ら、自らまじかるぱぱ名義でヒゲ校長の声をレギュラーで担当している。
火野正平の歌手デビュー時からのプロデューサー、ライブバンドリーダー、伴奏者としても長年活躍している。
メディアに顔を出す機会は少ないが、2005年、NHK-BSハイビジョン特集で放送された『スーダラ伝説 植木等 夢を食べ続けた男』で、レコーディング風景、編曲した作品や父に対する思いを語る様子が放送された。父が終戦直後に活動していたジャズバンド仲間との再会に同行し、エンディングでは『スーダラ節』のジャズ版アレンジ曲を編曲している。また、2008年3月3日開催の「第45回ゴールデン・アロー賞」授賞式に、阿久悠の長男で作曲家の深田太郎と共に出席。父に代わって「芸能功労賞」のトロフィーを受け取った。欠席・早退した受賞者が多かったためか、最後の記念撮影にも深田と共に加わった。
歌唱
シングル
- へんしんたいそう/ハイハイ・ロック(1972年)- 『おはよう!こどもショー』使用曲
- 不思議な幸福せ(1972年)※比呂公一+シモンズ
- 九月の朝/バラ色娘(1972年10月)(日本コロムビア、P-193)※B面:比呂公一とグループその1
アルバム
- 果樹園(1972年10月25日)
- プロペラハイライト盤(日本コロムビア、H88)- オムニバスアルバム
植木浩史 名義
シングル
- 真夜中の恋/リトル・ベイビー(1968年3月、日本コロムビア(L盤)、LL-10050-J) - 歌手としてのデビュー曲。
- 悲しみの朝/すみれ色の少女(1968年6月、日本コロムビア(L盤)、LL-10059-J)
- 白い夏の終り/紅いジュータン(1968年9月、日本コロムビア(L盤)、LL-10071-J)
- 嘘に泣いた女/ごめんなさいネ(1969年3月、日本コロムビア(L盤)、LL-10087-J)
- すばらしい青春/離ればなれのふたり(1970年4月10日、日本コロムビア(L盤)、LL-10129-J)
- ミラーマンの唄(1972年)※植木浩史・ハニー・ナイツ
楽曲提供
特撮
編曲
音楽担当作品
テレビ
学校の幽霊
オチアイくん 音楽担当
映画
ドラマCD
コマーシャル
ほか
脚注
出典
- ^ “番組・出演者紹介”. NHK Eテレ「新・ざわざわ森のがんこちゃん」公式サイト. 2023年4月17日閲覧。
- ^ “番組・出演者紹介”. NHK Eテレ「ざわざわえんのがんぺーちゃん」公式サイト. 2023年4月17日閲覧。
外部リンク